「HOUSE OF THE DEAD - The Movie」撮影を開始 ワウ エンターテインメント 中川力也社長もゾンビで出演
6月12日 発表
株式会社セガと同社の開発会社の株式会社ワウ エンターテインメントは、ホラーガンシューティングシリーズとして人気の「THE HOUSE OF THE DEAD」の映画制作がスタートしたと発表した。これまでから制作されることは公表されていたが、撮影が開始されたことで、公開までかなりのところまで来たと言えるだろう。日本での公開は未定だが、これから配給会社との交渉にはいるという。
「THE HOUSE OF THE DEAD」はワウ エンターテインメントの制作しているガンシューティングゲームで、'97年3月にアーケードゲームとしてリリース。ゾンビをガンガンと撃ち倒していく爽快感がウケてヒット。その後セガサターン、Windowsに移植され、'98年には第2弾が登場。「THE HOUSE OF THE DEAD 2」はドリームキャストに移植された。2002年中の完成を目指して第3弾「THE HOUSE OF THE DEAD 3」がXbox用ソフトとして現在開発中。
「HOUSE OF THE DEAD - The Movie」はアメリカンカレッジの生徒が無人島に遊びに行くと、そこはゾンビの巣窟となっているところからスタートする。同映画のプロデューサーであるダン・ベイツ氏は「これまでにあった単なるゲームの映画化のような安易なものではなく格調高いホラー映画にしたい」とコメント。一方、ワウ エンターテインメントの中川力也社長は映画に対して「ゾンビを打ち倒す爽快感を映画にも反映してほしい」と映画に対して期待をかけている様子。
近年ゲームの映画化が続いている。現在、テクモの「DEAD OR ALIVE」と「零~zero~ (FATAL FRAME)」、ナムコの「鉄拳」などの制作が明らかになっている。こういった動きは、コンテンツとして人気のあるゲームにハリウッドをはじめとした映画会社も注目していることの現われと言えるだろう。
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右が中川力也社長。左がSEGA OF AMERICAのピーター・ムーアCEO。仲良くゾンビに |
映画の撮影風景。ゾンビだらけの無人島での生死をかけた闘いを描く |
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ワウ エンターテインメントのホームページ
http://www.wow-ent.co.jp/
□「HOUSE OF THE DEAD - The Movie」のページ
http://www.hod-themovie.com/main.html
(2002年6月12日)
[Reported by 船津稔/写真提供セガ]
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