ガマニア、MMORPG「ラグハイム」の国内販売権を取得
東京ゲームショウ開催に合わせ有料サービス化へ

今秋正式サービス開始

月額利用料金:未定

 台湾に本社を置くガマニアデジタルエンターテインメントは、現在、韓国のナコアンドカスタム・インターラクティブが日本でβテストを行なっている3D MMORPG「ラグハイム」の東アジア方面の独占販売権を取得したと発表した。東アジア方面には日本、台湾、中国、香港などが含まれ、同社は韓国を除くこれら地域に対して一括してサービスを提供していくことになる。

本日台北で行なわれた発表会の様子。右がNako Interactive社長韓尚銀氏、左がGamania Digital EntertainmentのCEO劉柏園氏
 「ラグハイム」は、韓国のナコアンドカスタム・インターラクティブが開発したファンタジーMMORPG。韓国産のMMORPGとしては珍しく、欧米風の本格的なフル3Dグラフィックを採用し、日本でも高い注目を集めた。韓国では半年のβテスト期間を経て3月より正式サービスが開始され、350万人にもおよぶ有料課金者数を獲得している。ちなみに昨年12月より開始された日本のβテストの人数は現在7万人ということだ。

 日本での展開については、「東京ゲームショウ(9月20日開催予定)で発表する」としており、ブースでクライアントソフトを無償で配布し、同時期に一気に有料化に踏み切る方針。月額利用料金については「現在検討中」ということで、同じく今年正式サービスが始まる「ラグナロック オンライン」、「シャイニング ロア」、「アスガルド」といった韓国資本メーカーのライバルタイトルの価格設定なども見た上で適切な価格にするという。ちなみに韓国での月額利用料金は約20,000ウォン(約2,000円)。

 日本語版の販売形態については、基本的にクライアントは無料で、ユーザーはダウンロードサービスもしくは無償CD-ROMを利用してクライアントを入手する。料金の支払い方法はクレジットカード決済のほか、「Ultima Online」の「ゲームタイムクーポン」のようなプリペイドカードの店頭販売も検討しているようだ。場合によってはクライアントとプリペイドカードをセットにしたパッケージもありうるという。

 日本でのオープンβテストはまだまだ実施中。興味を覚えた向きはさっそく試してみてはいかがだろうか。

(C) 2002 GAMANIA DIGITAL ENTERTAINMENT CO.,LTD. ALL Rights Reserved.

□ガマニアデジタルエンターテインメントのホームページ(中国語)
http://www.gamania.com/
□ナコアンドカスタム・インターラクティブのホームページ(日本語)
http://www.ncinet.co.jp/
□「ラグハイム」の公式ページ(日本語)
http://www.laghaim-jp.com/

(2002年6月11日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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