「HALO Championship in Japan」全国大会決勝大会 |
開催場所:池袋サンシャイン
同時に開催されたミスコルタナコンテストで初代ミスコルタナに選ばれたのが渡部由起子さん |
集まったプレーヤーはいずれも各地区大会を勝ち抜いてきたプレーヤーだけあって、かなりの接戦が繰り広げられた。そんな中で決勝戦にコマを進めたのは、壁ぎわまでバリバリ撃ち込んでいき最後に殴り倒すスタイルで名古屋大会でも猛威を振るった三笠裕司君、全国大会2回戦で数十秒で圧倒的に5人を倒した東京代表の内田淳さん、基礎がしっかりした戦いを見せていた東京代表の小池瑞保君、堅実な戦いだった大阪代表の松永敏宏さんの4人。
決勝戦はプリズナーというマップを使って対戦が行なわれ、見応えのある戦いとなったが、僅差を制したのは東京代表の小池瑞穂くん。接近戦でごちゃごちゃと倒し合う短期決戦の様相を呈した。そんな中勝ち残ったのは小池君だったが、この後の行なわれたエキシビジョンマッチも見て感じられたのは、小池君がこのゲームをよく知り尽くしていると言うこと。派手な戦いではないが、とにかく圧倒的に強いように感じた。初代日本チャンピオンに輝いた小池くんは「夢みたい……」と緊張しながらコメントした。
一方2位の内田君は悔しそうだったのが印象的。3位は大阪代表の松永敏宏さんで「みなさん強くてすぐやられたので動けなかった」と分析した。
優勝者への副賞の授与などは河相我聞さん、平山綾さん、藤本彩さんといったゲストが行なった。藤本さんは「HALO」について「ガンガン撃ったときの感覚が気持ちいいゲーム」とコメント。河相我聞さんは「つい先日初めてまる1日プレイした」とゲーム好きな一面を披露。この後行なわれたエキシビジョンマッチも大いに盛り上がり、マルチプレイの面白さをアピールしていた。
さすがに全国大会だけあってかなり盛り上がったのが印象的だった。プレーヤーの戦いに歓声を贈り、戦いを分析している様はアーケードで多くのプレーヤーが集う雰囲気にも似て、ゲームの面白さの一端を体感できたような気持ちだった。特に名古屋代表の12歳プレーヤー三笠裕司君が勝ち進むたびに人気を集め、さらに大会が盛り上がったのはよかったと思う。今後第2回、第3回、そして全世界大会など夢は大きく膨らむが、この熱気が続くゲームがこれからも多く登場して欲しい。
編集者大会には弊誌からも参加……すいません、負けてしまいました | Xbox事業部 制作統括部プログラムマネージャー、田寺詩乃さん。ステージで解説などを行なっていた |
名古屋大会でお伝えしたとおり各種試遊台や5.1ch体感ブースなどが設置されていた | ||
会場では最新作ラインナップの映像が公開されていた。街中を高速で飛行しながら敵機との戦闘が迫力のフロム・ソフトウェア「叢-MURAKUMO-」、カプコンの話題のロボットシミュレータ「鉄騎」、マイクロソフトの「ジョッキーロード」、「マキシマムチェイス」などなど。いずれも期待させるゲームが多かった |
□Xboxのホームページ
http://xbox.jp/
□「HALO」のページ
http://xbox.jp/software/halo/
□開催概要
http://xbox.jp/software/halo/champ.html
□関連情報
【4月15日】マイクロソフト、「HALO: Combat Evolved」の全国大会
「HALO Championship Japan」を5月12日より開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020415/halo.htm
【5月13日】「HALO」最強決定戦「HALO Championship in Japan」開幕
各地でゾクゾクと強者が名乗りを上げる
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020513/halo.htm
(2002年5月27日)
[Reported by 船津稔]
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