セガ、PC版「サカつく」を6月6日に発売 |
価格:7,800円
これが初回特典のオリジナルマウスパッド |
これがコンフィグ設定ウィンドウ |
「J.LEAGUEプロサッカークラブをつくろう!」は、「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」、「ハンドレッドソード」など、昔からPCゲーム開発には意欲的だったスマイルビットの人気シリーズ。今回、PCへ初めて移植するにあたり、PCゲーム開発に関する豊富なノウハウを持つ同社ならではのきめ細かい改良を施した作品に仕上がっている。ちなみにPC版の発売日である6月6日は、日本対ベルギー戦(6月4日)と日本対ロシア戦(6月9日)の間にあたり、同社によれば「狙いました」ということだ。
さて、PC版の最大の特徴は、HDD読み込みによるゲームスピードの高速化。コンソール版ではメニューの切り替えなどにいちいち読み込みが発生したが、PC版ではそういった遅延がほとんどなく、非常にスムーズにゲーム進めていくことができる。さらに試合シーンでは、標準スピードに加え、2倍、3倍、4倍を追加。速度アップ時も選手交代等の介入は可能。すこぶるスピーディーに経営&育成を楽しむことができる。
また、当然ながらマウスインターフェイスに対応している。ほとんどの操作をドラッグ&ドロップで行なえるほか、ホイール操作がリストの上下移動に対応。実際にプレイしてみたが、片手で簡単に遊ぶことができる。加えて、ウィンドウ表示にも対応し、ゲームウィンドウが非アクティブな場合は自動的にポーズがかかるなど、他の作業と並行してゲームを楽しめるのも見逃せない特徴といえる。解像度はウィンドウ表示、フルスクリーン表示とも640×480ドット固定となっている。
システム的な面では、データの保存は100個まで可能となり、セーブデータを使ったemail対戦に対応。起動前のコンフィグ設定で、3Dモデルや全体のグラフィックのクオリティを変更することができる(最高設定にするとDC版より綺麗なグラフィックになる)。そのほか、初期セットメンバーを全面的に見直し、DC版の攻略法がまったく通用しないなど、サカつくファンにも、未体験者も満足できる良作。発売が楽しみだ。
スタート直後の煩雑な初期設定もマウスインターフェイスで驚くほど簡単に終了することができる |
練習やスカウトでチームを強化していく。メンバーの入れ替えもドラッグ&ドロップで簡単に行なえる |
試合シーン。4倍速にすると全体をきちんと把握しながらびゅんびゅん試合が消化できる |
Original Game (C)SEGA CORPORATION,1999
(C)Smilebit/SEGA CORPORATION,2002
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「サカつく 2002」の公式ページ(PC版)
http://www.sakatsuku.com/pc/
□関連情報
【2002年3月30日】セガ、「サカつく2002」PC版を初夏に発売 2002年3月2日時点の最新データを収録
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020330/sega2.htm
(2002年5月17日)
[Reported by 中村聖司]
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