スクウェア、北米で「FAINAL FANTASY X」が好調
業績予想を上方修正

5月10日 発表

 株式会社スクウェアは平成14年3月期の業績予想を上方修正した。売上高の増減率が7.9%で、253億円と予想していたものが273億円となっている。平成13年3月期の前期実績は288億400万円なので、それに迫る勢いとなる。

 今回上方修正するに至った理由は、ディズニーと共同製作された「キングダム ハーツ」をはじめとする新作が日本において好調だったことが一因だが、それ以上に北米市場における「FAINAL FANTASY X」が予想を大きく上回る販売実績を記録したことにあるという。さらに最近の円安傾向から増収になったことも理由とされている。

 8日に発表されたハドソンの決算では「消費者の『巣ごもり現象』から家庭用ゲーム機市場は堅調」と分析している。この所弊誌のニュースでも、“何万本を達成”という売れ行きの良さを示す記事が目立つ。PS2のハードウェアが3,000万台を突破し、相乗効果としてゲームソフトもよく売れているようだ。

□スクウェアのホームページ
http://www.playonline.com/
□ニュースリリース (PDF形式)
http://ir.square.co.jp/cgi-bin/view-pdf.pl?mode=detail&no=0&undisplay=0&number=0&filename=p20020510150401-0-0.log&Start=0

(2002年5月13日)

[Reported by 船津稔]

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