PS2「鉄拳4」全国大会「闘魂カップ」開催! |
会場:後楽園プリズムホール
リング状のステージに注目が集まる |
司会はフジテレビ・三宅アナによって進行。まず、予選トーナメントが行なわれ、各ブロックトップのベスト8が選出。そこから、リングをあつらえたステージを舞台に決勝がスタートした。解説はナムコ・鉄拳プロジェクトの米盛氏、原田氏。
進出キャラクタの内訳をみると、ブライアン、平八が各2人、吉光、一八、ジュリア、ポールが各1人、というパッド操作ならでは(?)の分布になっているようで、「なぜこのキャラクタを(使っているのか)?」という三宅アナの質問に、緊張気味に「パッドで操作するにはこのキャラクタが適していると思っているので」と答えていた選手もいたほど。
だが、準々決勝戦が始まって驚いたのは、「金色(こんじき)の煙突」氏のポール。ボタン入力タイミングだけがシビアだとはいえ、竜王霹靂掌、万聖龍崩拳を確実に繰り出し、ヒット率も高かった。そして、「コウスケ」氏の平八も反撃が確実で、スキのない戦いっぷり。また、2人のブライアンもコンボが確実にヒットし、戦いを有利に運んでベスト4に駒を進めた。ベスト4進出者のほとんどが「鉄拳」シリーズを始めて1年程度というからさらに驚きだ。
ここで登場したのが、プレゼンターとして告知のあったアントニオ猪木氏。「元気ですかー!」と観客に向かってお決まりの第一声を放つ氏に、会場は一気にヒートアップ。決勝の舞台に上がった選手たちはそれぞれ、「精神注入張り手」をもらい、気合が入った様子。無双連拳からのコンボを確実に決めて勝った「コウスケ」氏と、うまく間合いをとってポールの攻めを封じたブライアンの「ひで」氏が決勝に進出。
解説の米盛氏、原田氏は「みんな相手をよく見ている。ガードがうまい」と絶賛。猪木氏も楽しそうにモニターを見つめていたのが印象に残った。
決勝は5本先取で行なわれた。しかし、始まってみると「ひで」氏のブライアンの猛攻が炸裂。ストレートで全国一の栄冠を手にした。2人は地元横浜の知り合いだそうで、「ひで」氏は「みんなうまかった」としながらも、勝利にご満悦といった感じで猪木氏に再び張り手を見舞ってもらってうれしそうだった。
そして最後に、猪木氏の「1、2、3、ダーッ!」の掛け声で大会は幕を閉じた。
やや緊張気味に始まった準々決勝。解説の米盛氏と原田氏も若干緊張気味? | I |
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