PS2「鉄拳4」全国大会「闘魂カップ」開催!
猪木の精神注入張り手で大会もバーニング!!

5月5日 開催

会場:後楽園プリズムホール

リング状のステージに注目が集まる
 株式会社ナムコのプレイステーション 2用3D対戦格闘ゲーム「鉄拳4」の全国大会となる「鉄拳4闘魂カップ」の決勝戦が5日、後楽園プリズムホールを会場に行なわれた。3月27日から開始された予選を勝ち抜いてきた強者たちが集結、コントローラのみ持ち込み可という条件ながら、熱いバトルを繰り広げた。

 司会はフジテレビ・三宅アナによって進行。まず、予選トーナメントが行なわれ、各ブロックトップのベスト8が選出。そこから、リングをあつらえたステージを舞台に決勝がスタートした。解説はナムコ・鉄拳プロジェクトの米盛氏、原田氏。
 進出キャラクタの内訳をみると、ブライアン、平八が各2人、吉光、一八、ジュリア、ポールが各1人、というパッド操作ならでは(?)の分布になっているようで、「なぜこのキャラクタを(使っているのか)?」という三宅アナの質問に、緊張気味に「パッドで操作するにはこのキャラクタが適していると思っているので」と答えていた選手もいたほど。
 だが、準々決勝戦が始まって驚いたのは、「金色(こんじき)の煙突」氏のポール。ボタン入力タイミングだけがシビアだとはいえ、竜王霹靂掌、万聖龍崩拳を確実に繰り出し、ヒット率も高かった。そして、「コウスケ」氏の平八も反撃が確実で、スキのない戦いっぷり。また、2人のブライアンもコンボが確実にヒットし、戦いを有利に運んでベスト4に駒を進めた。ベスト4進出者のほとんどが「鉄拳」シリーズを始めて1年程度というからさらに驚きだ。

 ここで登場したのが、プレゼンターとして告知のあったアントニオ猪木氏。「元気ですかー!」と観客に向かってお決まりの第一声を放つ氏に、会場は一気にヒートアップ。決勝の舞台に上がった選手たちはそれぞれ、「精神注入張り手」をもらい、気合が入った様子。無双連拳からのコンボを確実に決めて勝った「コウスケ」氏と、うまく間合いをとってポールの攻めを封じたブライアンの「ひで」氏が決勝に進出。
 解説の米盛氏、原田氏は「みんな相手をよく見ている。ガードがうまい」と絶賛。猪木氏も楽しそうにモニターを見つめていたのが印象に残った。

 決勝は5本先取で行なわれた。しかし、始まってみると「ひで」氏のブライアンの猛攻が炸裂。ストレートで全国一の栄冠を手にした。2人は地元横浜の知り合いだそうで、「ひで」氏は「みんなうまかった」としながらも、勝利にご満悦といった感じで猪木氏に再び張り手を見舞ってもらってうれしそうだった。

 そして最後に、猪木氏の「1、2、3、ダーッ!」の掛け声で大会は幕を閉じた。

やや緊張気味に始まった準々決勝。解説の米盛氏と原田氏も若干緊張気味?
アントニオ猪木登場! 盛り上がる会場
精神注入張り手を受け、気合の入る選手たち。猪木氏は終始にこやかな表情を浮かべていた
パッドでの操作でも、十分見ごたえのある試合が展開された。「ひで」氏は最後に張り手をもう1回もらっていた
会場に詰め掛けたファンにも張り手が! そして最後は「1、2、3、ダーッ!」でシメ
三宅アナとのじゃんけんに勝てば観戦者にもプレゼントがもらえた。試合終了後も「鉄拳4」や「クロノアビーチバレー」などなど、試遊台でゲームを楽しむことができた

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□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□ニュースリリース(開催概要・予選大会実施店舗など)
http://www.namco.co.jp/home/cs/ps2/tekken4/event/
□製品情報
http://www.namco.co.jp/home/cs/ps2/tekken4/
□関連情報
【3月22日】ナムコ、PS2「鉄拳4」全国大会「闘魂カップ」予選を3月27日より開催
全国大会のプレゼンテーターはアントニオ猪木!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020322/tk4.htm

(2002年5月5日)

[Reported by 佐伯憲司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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