EAスクウェア、「2002FIFAワールドカップ」サイバーカップ日本代表決定 |
エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社 (EAスクウェア) と日本コカ・コーラ株式会社は、6月にサッカーのワールドカップと平行して韓国で開催される「2002FIFAワールドカップ」を使ったゲーム大会「ワールド サイバーカップ」の日本代表選手を決定する「コカ・コーラ ワールド サイバーカップ」を渋谷で開催した。休日の渋谷と言うことで街ゆく人たちが足を止めてゲームに見入ることもあり、かなり盛況な大会となった。
大会にはインターネットから300名の応募があり、そのうち16人が抽選で選ばれ本大会に参加。まず最初に1番からくじで自分の国と対戦カードを決定。国によってパラメータの優劣があるため、自分の国が決まった時点でかなりのハンデを背負うプレーヤーも出てくる。このため、このくじを引く段階で会場はかなり熱気をおびていた。試合が開始されるとゴールが決まるたびに歓声が沸き上がるなどさらにヒートアップ。その歓声に引きつられ人が集まってきてさらに盛り上がるという状況となった。
試合の解説を行なっていた「2002FIFAワールドカップ」の恩田プロデューサーのコメントを挟みながら試合は進められた。恩田プロデューサーは解説の音声収録についてふれ「数多くのパターンの音声を収録しなければならず1週間くらいかかって大変だった」とコメント。
試合は順番に進められたが、初戦で一番盛り上がったのが「日本 VS トルコ」の試合。両者決定力を欠く展開で得点が入らず拮抗した試合が続き、ついには延長でも決まらず最後はPK戦にもつれ込んだ。日本でプレイした竹内智也選手のがんばりも届かず日本は初戦敗退となったが、まるで本物のワールドカップのような盛り上がりで、みんな日本を応援している様子が印象的だった。
順調に試合が進められる中、パラメータ的には低くなっているはずの韓国がイタリア、ドイツを撃破するなどさらなる盛り上がりをみせる。そんな中、決勝に駒を進めたのは圧倒的強さをみせた中学2年生の津幡康二郎君ひきいるアルゼンチンと、厚川貴洋さんがプレイしたカメルーン。それまで圧倒的な強さを誇ったアルゼンチンも決勝戦ではかなりの接戦となった。準決勝から応援に参加したタレントの真鍋かをりさんも身を乗り出して応援。真鍋さんは「2002FIFAワールドカップ」について「名前も出てるのでサッカー初心者にもわかりやすいですね」とコメントし、「本当に試合を見てる感覚ですね」と感心していた。
決勝戦ではアルゼンチンを相手にカメルーンが先取点を入れるなど善戦したが、結果はアルゼンチンのVゴールでの勝利となった。優勝した津幡康二郎君は「家でプレイするよりうまくできた」とコメント。優勝者は韓国で行なわれる世界大会に参加する事ができる。真鍋さんは「今日は神業を何度もみせてもらった。本番でもがんばって欲しい」と励ましていた。
(2002年5月5日)
[Reported by 船津稔]
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