タイトー、シリーズ最新作「電車でGO! 旅情編」この夏発売 |
価格:未定
今回発売となる「電車でGO! 旅情編コントローラ」。ゲーム自体は「電車でGO! 新幹線専用コントローラ」や「電車でGO! コントローラTYPE2」にも対応している |
「電車でGO! 旅情編」で取り上げられている路線は、「伊予鉄道 (松山・道後温泉)」、「江ノ島電鉄 (藤沢~鎌倉)」、「京福電気鉄道 (嵐山本線・北野線)」、「函館市交通局」といずれも路面を走る電車が取り上げられている (江ノ島電鉄は一部道路上を走行するが「鉄道事業法」の適用を受ける路線であるため、路面電車ではない) 。
「江ノ島電鉄」、「伊予鉄道」は同社の業務用タイトルとして「がんばれ運転士!」でも収録されていたが、「旅情編」は単なる移植ではなく、新たなる路線として「京福電鉄」と「函館市交通局」が追加収録されている。収録された路線はいずれも“上り”、“下り”の両方で運転が楽しめる。
それぞれの路線で季節や演出が考えられているという。「伊予鉄道」は春で桜並木、「江ノ島電鉄」では夏に行なわれる花火大会と青い海がモチーフとなっている。もちろん花火大会ということで、スクリーンショットにあるように夜間運行も可能となっている。「京福電鉄」は秋の京都、「函館市交通局」は冬の函館クリスマスファンタジーと言うことで電飾が飾られた車両が走ることもある。どれも美しい街並み、季節感溢れる情景をバックにしているので、ただ走るだけではもったいないくらいだ。
今回、一般の車道を走るということもあり、ゲーム性が若干違った感じとなっている。走行中も周りの交通状況に気を配りながら走らなければならず、突然のアクシデントにも瞬間的に判断を下さなければならない。また、路面電車ならではの操作感覚も味わえる。スクリーンショットにもあるように、加圧したときの減速Gを表示する“Gメーター”が用意されており、これがレッドゾーンに行かないように運転しなければならない。以前、テレビで路面電車の運転士がビンを倒さないように運転していたが、それくらいの慎重さが求められるのだ。また、細かい話だが、アナウンスを手動で流さなければならないのも路線電車ならではかもしれない。
モードは、運転中にいろいろ操作方法などレクチャーが表示される「入門編」、朝から昼、夕方から夜といった時間変化や、季節の違いなどが織り込まれ、観光名所巡りといった楽しみ方もある「運転乗務」、各鉄道会社の写真や映像が収録されている「資料館」が用意されている。なお「入門編」と「運転乗務」にはさらに細かく、「のんびり~」と「ほんもの~」がある。「ほんもの入門」、「ほんもの運転」では速度制限からポイント切換え操作までプレーヤーが行なうことができる。
【伊予鉄道の路線図】 | 【江ノ島電鉄の路線図】 |
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軌道線事業としては松山城をグルッと囲む形で設置されている環状線などがある。鉄道線事業としては道後温泉を結ぶ路線などがある | 藤沢・鎌倉間を結び海岸沿いを走り、一部、併用軌道 (道路上を走る) となる風光明媚な路線 |
□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□「電車でGO! 旅情編のホームページ」
http://www.taito.co.jp/d3/cp/ryojo/
(2002年4月26日)
[Reported by 船津稔]
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