コナミ、アジア地域におけるコピー品対策に関するコメントを発表

4月4日 発表

 コナミ株式会社は、アジア地域におけるコピー品対策に関するコメントを公開した。2001年11月に発売された「メタルギアソリッド2」の発売前に香港、台湾で模造品が発見された事例もあり、模造品やコピーに関する問題には力を入れている。

 リリースによれば、同社は各国の関係当局者に必要な情報の提供、刑事告訴などの行動をとってきたという。その結果、韓国では「メタルギアソリッド2」などの違法コピーされたゲームソフト7,000点を輸入した業者2人に対し、韓国ソウル地方北部法院は3月26日、商標法違反により有罪判決が言い渡されたとしている。

 韓国においては、実際に販売店を見て回った感じではかなりの違法コピーが流出している可能性がある。コナミに限らず発売前のソフトが店頭でプレイされていることもあるほどだ。アジア各国においても、この冬からプレイステーション 2が発売開始となったことからソニー・コンピュータエンタテインメントも知的財産権、著作権に関して積極的に取り組んでいくものと思われる。

 コナミもリリースにおいて「ゲーム業界全体にとって重要な課題」と認識しており、これらの問題に対して「厳正に対処」していくとコメントしている。

□コナミのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.konami.co.jp/osirase/hot/020404/0404.html
□関連情報
【2001年11月28日】香港・台湾で「メタルギアソリッド2」の海賊版が出回る
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011128/mgs2.htm

(2002年4月4日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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