アスキー、ゲーム制作から撤退 PSOゲームキューブ版コントローラはアスキーブランドから発売
3月28日 発売
株式会社アスキーは28日、3月31日をもってゲーム事業から撤退すると発表した。ただし制作からの撤退であり、当分販売は続けられる。
今回の決定では、ゲームの新作タイトルの開発の終了ということで、今後新作タイトルが発売されることはない。周辺機器についても撤退することになる。ただし、現在販売中の製品については継続して販売されることとなる。
アスキーは競走馬育成シミュレーション「ダービースタリオン」を始め、将棋の「柿木将棋」、ゲームボーイで「Wizardry I、II、III」など数々のゲームを発売してきた。最近ではプレイステーション 2用の「シーマン」を“シーマイク”付きで発売し話題を呼んでいる。一方で「moon」、「UFO」といったこれまでにないソフトも開拓してきただけに今回の決定はいささか残念だ。
現在、アスキーは「アスキーロケットオンライン」や「enban.net」などを運営しているが、これらもすぐに閉じることはなく継続される。また、2001年10月に発表された「ファンタシースターオンライン」ゲームキューブ版用のコントローラに関しては、ソフトの発売に合わせアスキーブランドから発売されることになるという。
□アスキーのホームページ
(3月28日現在この情報に関する情報は掲載されていない)
http://www.ascii.co.jp/
(2002年3月28日)
[Reported by 船津稔]
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