サミー、GAME Watchと共同で体験会開催 |
体験会には、募集に応募した171名の読者のなかから選考により選ばれた6名が参加。2時間に渡って、発売前の最新ゲームを思う存分堪能していた。
始めはみんな初対面ということもあり、あまり会話らしい会話もなかった。しかし、同じ「ギルティ」が好きなだけにプレイし始めるとすぐに打ち解けていた |
また、体験会参加者の特典として、豪華賞品がもらえるトーナメント制対戦大会も実施。優勝した参加者には、サミーからまだ誰も手にしていない「ギルティギア イグゼクス インストカード」などがプレゼントされたほか、参加者全員に「特製プロモーションビデオ」が参加記念としてプレゼントされた。
実際に開発に携わっている人との対戦は、参加者にとって貴重な体験だった |
また、ゲームセンターの店員をしているという参加者の方は、「今のロケテストだと、プレーヤーが製品版でもないのに攻略や技の性質を見極めようとして楽しむ余裕がない。こういった少人数ならばプレーヤーが気楽に楽しめるため、実際にそのゲームが面白いのか、売れるのかがよくわかる。今回の体験会ではみんな楽しそうにワイワイとプレイしていたので、発売が待ち遠しい」と語っていた。
参加した読者にも好評だったため、多くの読者から要望があるようならば、第2回「ギルティギア イグゼクス」体験会も実施されるかもしれない。
「初めてイグゼクスをプレイする!」という人もいたが、参加した読者全員が強かった。GAME Watchスタッフはもちろん、サミーの岡本氏、桜井氏も瞬殺されていた | サミー広報 竹中氏によるミニトークショウ(?)も実施。「イグゼクス」に関する様々な情報を教えてもらっていた | 特別プレゼントとして対戦大会優勝者に与えられたインストカード。数点しか存在せず、関係者以外ではまだ誰も手にしていないレア物 |
なお変更点に関しては、現在開発中のバージョンから現段階で発表できるものを紹介している。そのため、製品版とは変更が異なる可能性もあるので注意してほしい。
前作から継承されるシステムは以下の通り
【テンションゲージシステム】
必殺技やロマンキャンセルなどを出すときに必要となるゲージ。攻めや前身など積極的な行動をとるとゲージが増加し、待ちや後退などを続けているとゲージが減少する。
【ガトリングコンビネーション】
格闘ゲーム初心者でも連続技が決められるよう、特定のボタンを続けて押すだけで攻撃が繋がるシステム。押すボタンはキャラクタによって異なり、ある程度タイミングさえ合っていれば簡単に強い連続技が出せる。
【一撃必殺技】
「ギルティギア」シリーズ特有のシステムで、決まれば無条件で勝利できる。ただし、事前に発動する準備が必要なうえ、失敗するとテンションケージが使用できなくなるなどのデメリットもある。
【ロマンキャンセル】
テンションゲージを消費して、発動している技を強制的に停止させるシステム。それにより、通常では連続技にならない組み合わせの技同士でも連続技として成立させることができる。必殺技なども停止させることができるが、一部対応していない技もある。
【フォルトレスディフェンス】
コマンドを入力することで相手の攻撃をはじき返せる。相手が連続技などで攻めてきた時に使うと便利だが、使用するにはテンションゲージが必要となる。
【ダストアタック】
相手にヒットすると空中に飛ばすことができる特殊技。ダストアタックを決めた後に上にレバーを入れることで自動的に相手を追尾し、そこから任意に連続技を叩き込むことができる。
【デッドアングルアタック】
相手の攻撃をガード中に特定のコマンドを入力すると、テンションゲージを消費して使うことができる。一部のモーションをキャンセルして攻撃できるため、通常よりも早く反撃することが可能。
【ガードバランスゲージ】
攻撃をガードし続けているとゲージが上昇し、それに比例して受けるダメージが増えてしまう。満タンになってゲージが点滅している時に攻撃が当たると、カウンター扱いになり相手が連続技を決めやすくなってしまう。しばらくガードをしなければゲージは減少する。
「イグゼクス」では、これらのシステムに加えて「サイクバースト」、「空中ダストアタック」、「空中投げ」が追加されている。
【サイクバースト】
「BURSTゲージ」を消費して使用できる全身無敵の攻撃。新しく追加された「ダストボタン」といずれかのボタンを同時に押すことで使用できる。「BURSTゲージ」は、時間が経過するごとに徐々に増加するほか、ダメージを受けることでも増える。ゲージがMAXになると「サイクバースト」が使用可能になり、通常はもちろん連続技を受けている時でも発動することができる。
これにより、一方的に攻められている場合やダストアタックなどで浮かされた場合などでも反撃することができるようになる。ただし、ダメージを受けている時や気絶中、投げられた時などに使用することはできず、通常技などをキャンセルして使用することもできないという。
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カイの覚醒必殺技をギリギリまで引き付けてから「サイクバースト」を発動。発動時はやられ判定、投げ判定がなくなり完全な無敵状態になる |
次に、前作「ギルティギア ゼクス」にも登場したキャラクタの変更点などを紹介する。
ソル=バッドガイ | |
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必殺技「バンデッドリボルバー」の派生技がパンチ攻撃に変化し、ジャンプ軌道が高くなった |
カイ=キスク | |
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「クレッシェントスラッシュ」に変わる新技「グリードセバー」。前作とは違った使い方ができる |
メイ | |
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「ダストアタック」のグラフィックが変わり、性能も変化している |
アクセル=ロウ | |
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下段の当て身技が追加。相手にバンダナを被せて放り投げる技だ |
ポチョムキン | |
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「ハンマフォール」を途中で止められるようになった。ダッシュの替わりに使うこともできる |
チップ | |
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「空中ダスト攻撃」に新しい蹴り攻撃が追加された |
梅喧 | |
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初代「ギルティギア」にあった鎖鎌攻撃が追加。ヒットした相手を手繰り寄せ、連続技を叩き込める |
御津 闇慈 | |
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ガードポイントのある打撃技を追加。相手の攻撃を受けながら反撃できるようになった |
ファウスト | |
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自分の頭を投げつけて攻撃する「爆撃」が追加。相手との距離が近すぎると自爆する危険も…… |
テスタメント | |
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「グレイヴディガー」が空中で使用できるようになった |
ディズィー | |
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ディズィーの「空中ダスト攻撃」。ディズィーがネクロに振り舞わされている |
蔵土縁 紗夢 | |
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対空にもなるアッパー系の覚醒必殺技が追加された |
ヴェノム | |
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新しく追加された技は、ボール発生とともに攻撃することができる |
ミリア=レイジ | |
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「ラストシェイカー」が変更されている。グラフィックだけでなく性能も多少変化した |
ジョニー | |
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空中で使える必殺技を追加。長剣によるリーチの長い攻撃が特徴 |
なお、前作に登場した「ザトー=ONE」は、エンディングで死亡したため「イグゼクス」では登場しない。しかし、「ザトー=ONE」に寄生していた「エディー」が、「ザトー=ONE」の形を残しつつ参戦すると発表された。
ストーリーや戦いの目的などは明らかにされていないが、「ザトー=ONE」の技だけでなく様々な新技が追加されているという。
エディー | |
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より人間離れした技を習得。前作で使えた技もいくつかはそのまま残っているらしい |
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□サミーのホームページ
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□製品情報
http://www.guiltygearx.com/
□関連情報
【2月25日】サミー、AOUで2時間待ちの大人気
AC「ギルティギア イグゼクス」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020225/ggxx.htm
【2月22日】新キャライラストと最新画像を公開!
サミー、AC「ギルティギア イグゼクス」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020222/ggxx.htm
(2002年3月15日)
[Reported by 田名網陽平]
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