マイピック、現代機50機以上収録したコンバットシミュレータ
「Lock On: Modern Air Combat」を完全日本語版で発売

2002年発売予定

価格:未定

Su-27のコクピット。この精密さはやはりPCならでは
太陽光で照り輝く海面。これがリアルタイムで処理されるとすれば、GeForce4は必須ということになりそうだ
 株式会社マイピックは、米Ubi Softが今夏に発売を予定している次世代コンバットフライトシミュレータ「Lock On: Modern Air Combat」を完全日本語版で発売する。発売時期は2002年度内を予定し、価格、対応OSなどは未定となっている。

 「Lock On: Modern Air Combat」は、海外PCプラットフォームでは実に久方ぶりとなる現代機を扱ったコンバットフライトシミュレータ。開発元はモスクワに本拠を置くロシアのデベロッパーEagle Dynamicsで、かつてミリタリーゲームの総本山として知られたSSI(現Ubi傘下)ブランドの最新作として発売される。

 ロシアのコンバットフライトシミュレータに関する技術力の高さは、昨年Ubiが発売した「Il-2 Stulmovik」で証明されたとおりだが、さらにSSIのゲームデザインに関するノウハウ、Ubi Softの豊富な資金力と、文字どおりUbiグループの総力を結集して開発されている大作コンバットシムだ。

 現在公開されているスクリーンショットは、リアルタイムなのかプリなのかちょっと見分けが付かないものの、機体のモデリングやコックピットビューなどは恐るべきクオリティになっている。最終的にはすべてリアルタイムでレンダリングされた3Dモデルを自由に動かせるようになるはずだ。

 プレーヤーが搭乗できる機体は、A-10A、F-15C、Su-27など、全9機種。うちロシア機が6機種となっている。これらに加え、AI専用の機体も豊富に用意され、その数49というから凄い。特に今回、B-1B、B-52H、Tu-160、Tu-95などなど爆撃機も豊富に用意され、キャンペーンシナリオのシチュエーションもバリエーションに富んだものになるようだ。ゲームの舞台は、クリミア半島一帯、コーカサス地方を含む黒海全域という。

 冒頭でも触れたように日本語版の発売時期は2002年度内を予定している。英語版を先行取り扱いするかどうかについては不明。今年5月に米国で開催予定のE3でプレイアブルバージョンが公開予定となっている。詳しい情報が判明次第、続報をお伝えしたい。

どれもフォトリアリスティックな外部視点。白一色の大型機はロシアの戦略爆撃機Tu-160 Black Jack

左の画面はずらりと並べられたミサイル群。隣は目標となる地上部隊と艦艇部隊だ。

(c) 2002 Ubi Soft, Inc. All Rights Reserved. Ubi Soft Entertainment, the Ubi Soft logo and SSI logo are registered trademarks and Lock On is a trademark of Ubi Soft, Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.

□マイピックのホームページ
http://www.mediaquest.co.jp/
□「Lock On: Modern Air Combat」の公式ページ(英文)
http://www.lo-mac.com/

(2002年3月11日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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