CCC、TSUTAYAでの中古販売、メーカーへの還元率は2%を提示

3月11日 発表



 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 (CCC) は中古ソフトを販売した際に、その売り上げの2%をメーカーに還元すると発表した。このシステムは中古販売のシステムをPOSシステムに組み込み、7月ころから開始したいとしている。

 CCCは、2001年6月末からTSUTAYA茅ヶ崎店において実験的に中古販売を開始。1月末現在でソフトの買取、販売を行なっている店舗はTSUTAYA35店舗、買取専門カウンターのみを設置している店舗は7店舗となっている (取り扱い商品はゲーム、CD、DVD) 。
 茅ヶ崎店においてはセルと中古をあわせたゲームの売り上げが導入前の約2倍になったという。これについて、同店のメイン顧客層が20歳台であるのに加え、10歳台の中古販売利用客が増えたことにより、新品の売り上げにも好影響を与えたと分析している。

 これまで中古問題に関してエニックスなどは、一定期間は転売不可でそれ以降は「著作料として7%上乗せする契約」としていた。今回のCCCの決定は、CCCとしてメーカーへの提示であり、個別にメーカーと合意に達したわけではないという。

□カルチュア・コンビニエンス・クラブのホームページ
http://www.ccc.co.jp/

(2002年3月11日)

[Reported by 船津稔]

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