今度のアトリエは引越しができる!
ガスト、PS2「ユーディーのアトリエ ~グラムナートの錬金術士~」

2002年5月 発売予定

価格:6,800円(予定)

 株式会社ガストは、プレイステーション 2用ソフト「ユーディーのアトリエ ~グラムナートの錬金術士~」を2002年5月に発売すると発表した。予定価格は6,800円。

 「アトリエ」シリーズの第4作目となる「ユーディーのアトリエ」は、これまでのシリーズを継承しつつ、今までにない要素が多く盛り込まれている。

200年後の世界は、ユーディーの知らないものばかり。調合に使う材料を探すだけでも大変
 まず、舞台がこれまでの「ザールブルグ」から「グラムナート」という土地に変わった。「ザールブルグ」の東方に位置する地方で、そのなかのフィンデン王国を旅する。時間軸的には、PS2「リリーのアトリエ」とPS「マリーのアトリエ」の間の時代になる。

 主人公である“ユーディット”は、小さなライフ村の錬金術士。客に頼まれたアイテムを調合して作るのを生業としていた。ある日、冒険者風の男から時間を止められる「時のお守り」を大量に依頼される。急いで依頼の「時のお守り」を作ろうと慌てていた「ユーディット」は、誤って調合を失敗してしまう。調合ミスにより突然爆発が起こり、気が付くとユーディットは見知らぬ世界にいた。そこは、200年後のフィンデン王国と呼ばれる国であった。

 200年後の世界に飛ばされたユーディットは、錬金術を駆使して元の世界に戻らなければならない。しかし、見知らぬ世界で知り合いもおらず、200年という時代のギャップも激しい。様々な街を旅してさらなる錬金術を学び、いろいろな人と知り合い、時を戻れるアイテムを作ることがゲームの目的となる。

材料は各地で手に入れることができる。その場所でしか手に入らないものばかりなので、どこで何を手に入れたかメモしておこう
 基本的なゲームシステムは「工房」シリーズと同じで、材料を集め、調合し、新しいアイテムを作り出していく。今まではひとつの街にアトリエを建て、そこを拠点に活動していたが、「ユーディのアトリエ」ではアトリエを引っ越すことができるようになった。商業都市メッテルブルグ、農業都市リサ、鉱山都市プロスターク、冒険者の集うアルテノルト、古都ヴェルンの5ヵ所を転々と旅して、そこでしか手に入らない材料を探したり、その都市ならではのイベントが起こることもある。

戦闘シーンは今回もクォータービューのコマンド選択式。戦う前に強い武器を作っておこう
 また、今までのシリーズ以上に冒険要素が強くなった。調合に使う良質の材料や珍しいアイテムは、ダンジョンなどの奥深くにある。もちろん、奥に行くほど邪魔をする敵が強くなり、前作までと比べて敵が強力になっているという。錬金術で強いアイテムを作り、強い仲間を集めて戦わなければならない。

 調合では、「従属効果」が遺伝されるようになった。これにより、ただの剣に炎の効果を持たせたり、逆に炎に強い防具を作ることも可能。調合するアイテムを上手く組み合わせれば、プレーヤー独自の最強アイテムが作れる。

双羽純さんならではの可愛らしいキャラクタ。彼女はユーディの手助けをしてくれる「ラステル」
 ゲームシステムだけでなく、「ユーディのアトリエ」ではイラストも一新された。今回のキャラクタイラストにはイラストレータの双羽純さんを起用。温かみのあるタッチや細部まで美しく描かれたデザインが、「アトリエ」シリーズのもつ独特の雰囲気をさらに盛り上げている。

【スクリーンショット】
いろいろな街やダンジョンを冒険して、帰るための材料を探そう。材料集めで欠かせない存在である「妖精さん」は、今回もどこかしらで出会えるらしい

(C) GUST CO.,LTD.2002 / Illustration:双羽純
※画面は開発中のものです。

□ガストのホームページ
http://www.gust.co.jp/
□製品情報
http://www.salburg.com/

(2002年2月8日)

[Reported by 田名網陽平]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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