ビクターインタラクティブソフトウエア、よりリアルに近づいた
PS2“家づくりゲーム”「マイホームをつくろう!」

4月25日 発売

価格:5,800円

 株式会社ビクターインタラクティブソフトウエアは都内で発表会を行ない、簡単操作で自分だけの家を作り上げることができるプレイステーション 2用ソフト「マイホームをつくろう!」を4月25日に5,800円で発売すると発表した。

 「マイホームをつくろう!」はプレイステーションで発売された「マイホームドリーム」、「マイホームドリーム2」の続編となる。プレイステーション 2ということで、グラフィックが圧倒的に進化しており、よりリアルになっている。また、ゲーム内に登場する家具や建具は実際のメーカーから各種データを提供、承認されており本格的なものとなっている。協力メーカーは三井ホーム、コクヨ、セイコークロック、東陶機器、日本ビクター、日本・デンマーク貿易センター、松下電器産業、松下電工、三井ホームの計8社で、収録点数は2,000点を超えるという。

 ゲームはいくつかのモードが用意されており、顧客の要望を極力取り入れて限られた予算の中でどれだけ顧客を満足させることができる家を建てることができるかというゲームっぽいものから、サンプル住宅などを集めた住宅展示場などの観賞に近いモードも収録されている。これらの住宅はウォークスルーで自由に見て回ることができる。
 インテリアモードも用意されており、部屋の内装を自由に楽しむこともできる。協力会社の中には日本・デンマーク貿易センターも含まれているため、有名な北欧の家具なども収録されているようで、なかなか自分の家では導入できない家具を使った内装もゲームの中で実現することができる。
 また、庭も制作することが出来るようになっている。作り方によってはバルコニーを設置したり、日本庭園を作り上げることも可能だという。

 挨拶を行なった同社代表取締役社長の大木正明氏は「CADソフトと違い、コントローラを使い簡単な操作で気軽に家を造ることができる」と気軽さを強調。今後の展開としてブロードバンドにも対応させたいし、より多くのメーカーさんと協力してソフトを幅広いものにしていきたい」とコメントした。制作を担当した佐藤ディレクタは「ゲーム内では実際の名前、価格、紹介されているURLなどが表示される。ゲームで気に入れば、実際に買う時の指標にもなる」と語った。

 発表会に出席した三井ホームの担当者は「現在、家を購入する顧客層は30歳台など若年層か、60歳台と両極端となっている。各プロダクトを若年層に認知させる意味でも期待している」と挨拶した。

【スクリーンショット】


挨拶を行なった大木正明代表取締役社長。「5,800円を投資して貰えば何度でも家を建てることができる」とアピール 今回、実際の家具や建具など多数のデータを提供した8社のメーカー。かなり本格的だという

(C)2002 Victor Interactive Software Inc.

□ビクターインタラクティブソフトウエアのホームページ
(6日現在この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.vis.co.jp/

(2002年2月6日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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