セガ、モトローラとPalm用ゲーム開発で業務提携
ハンドヘルドPC Palmをセガのゲーム向けに最適化

2月6日 発表

 株式会社セガとモトローラ株式会社は、ハンドヘルドPC「Palm」用ゲーム開発に向けて業務提携すると発表した。

 この提携により、モトローラが制作しているPalm用ハードウェアを、セガがゲーム開発で使用しているAPI(アプリケーションプログラミングインターフェイス)に最適化。これにより、セガが開発・販売する3Dゲームソフトをより高いパフォーマンスで表現することができる。
 さらに、セガは次世代機「Palm Powered」向けのAPIを開発。モトローラ子会社のメトロワークスが開発している開発ツール「Codewarrior」にそのAPIを組み込み、同時にライセンス供与も行なう。

 セガCOOの香山哲氏は、「モトローラ製のチップ『DragonBall』は、世界のハンドヘルドPCの75%に組み込まれている。この市場にいち早く参入し、セガのゲームを供給できることをうれしく思う。また、セガのAPIはすでに携帯電話向けに実績を上げており、次世代『Codewarrior』に統合されることで、多くのデベロッパーが素晴らしいコンテンツを供給できるようになる」とコメントしている。

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□モトローラのホームページ
http://www.mot.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.mot.co.jp/SPS/html/ad/pre/sega-alliance.html

(2002年2月6日)

[Reported by 田名網陽平]

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