DC版“悪の総統シミュレーション”「トラウマンDC」を発売
初回限定版はフィギュア付き

初回限定版に付属するフィギュア
2月28日 発売

価格:6,800円

 株式会社フォーティファイブは、2001年にWindows版ソフトとして発売された悪の総統シミュレーション「トラウマン」をドリームキャストに移植し2月28日から6,800円で発売する。GD-ROM2枚組となる。

 タイトルは「ウィークネスヒーロー トラウマン DC」。このゲームの設定はプレーヤーが正義の味方ではなく、悪役となっている。プレーヤーは悪の秘密結社「ダークフェロモン」の総統で、ヒーローやヒロインを倒すために様々な怪人「ミックスマン」を作成し、闘うこととなる。正義のヒロインであるトラウマン=土倉紀色 (とくら・きいろ) はプレーヤーと同じ学校に通っているのだが、プレーヤーが悪の総統で彼女の敵であることはまったく知らない。

 トラウマンを倒すには強力なミックスマンを作らなければならないが、そのためにトラウマンの嫌いなものを諜報活動で探り出さなければならない。トラウマンの嫌いなものを合成し作りあげるとトラウマンに対して絶大な効果を上げることができる。この諜報活動は“デートモード”で行なうのだが、諜報活動ばかりを繰り返すと女の子からいやがられ、嫌われてしまう。うまく世間話をしながら好感度を上げて情報を得ていかなければならない。もちろんデートモードと言うことで、気になる女の子にアタックをかけることもできる。

 ミックスマンの制作は前述の通り諜報活動で得られた情報をベースに作り上げるのだが、組み合わせによってはコンボも発生する (オオクワガタと洗濯ばさみなど) 。出撃は幹部に任せることとなるが、幹部によって一発逆転も可能な「幹部攻撃」も用意されているという。もちろん、失敗すれば幹部の責任として幹部を“おしおき”することができる。トラウマンを晴れて倒すことができれば気絶したトラウマンから生物兵器「イクスィード」を回収。うまく摘出しなければトラウマンは目を覚まし逃げていってしまう。もちろん多数のエンディングが用意されており、ストーリー展開によっては新型トラウマンが出現するなどのイベントも用意されている。

 アニメもふんだんに収録されており、豪華なスタッフによって制作されているのも話題のひとつ。キャラクタデザインが新貝田鉄也郎氏、作画監督は飯塚正則氏、美術監督が中村光毅氏とそうそうたるメンバーだ。声優陣もこれまた豪華で、土倉紀色 (トラウマン) の声は前田愛が担当し、このほかにも久川綾、笠原留美、石橋千恵、大野まりな、などが出演している。

 ドリームキャスト版には初回限定の特典としてフィギュアが付属する。

(C)FORTYFIVE 2001
(C)2001 NEC Interchannel.,Ltd.

□フォーティファイブのホームページ
http://www.xlv.co.jp/
□「トラウマン」のページ
http://www.xlv.co.jp/torauman/
□関連情報
【2001年4月4日】NECインターチャネル、美少女アドベンチャー「トラウマン」5月25日に発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010404/nec.htm

(2002年1月30日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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