カプコン、「ディノクライシス2」「ロックマンX 5」の
PC移植版を2月以降に順次発売

「ロックマンX 5」 2月22日発売
価格: 4,800円

「ディノクライシス2」 3月1日発売
価格: 5,800円


 株式会社カプコンは、2000年にプレイステーション向けに発売した「ロックマンX5」と「ディノクライシス2」をPC向けに移植し、2月22日と3月1日にそれぞれ発売する。対応OSはそれぞれWindows 95/98/Me/2000/XPで、価格は「ロックマンX5」が4,800円、「ディノクライシス2」が5,800円となっている。

 「ロックマンX5」は、'87年以来、さまざまなプラットフォームでリリースを重ねてきた人気アクションゲームシリーズ。最新作は昨年11月に発売された「ロックマンX6」で、プラットフォームはプレイステーション。グラフィック偏重のコンシューマ市場にあっていまや珍しい存在といえる、グラフィックの進化よりユーザーニーズを大事にしたアクションゲームシリーズである。

 PC版はPS版の完全移植となっており、ゲーム解像度が640×480ドットに広がった以外は機能的な違いはない。価格も新作PCゲームとしては控えめなので、アクションゲーム好きな子供がいるお父さんにお勧めの1本だ。

【ロックマンX5】
グラフィックはビデオカードを選ばない2D仕様で、必要環境もPentium II 350MHz以上となっているため、比較的古いマシンでも快適に遊べるだろう。ゲームの操作はゲームパッドが対応している

 「ディノクライシス2」は、巨大恐竜が生息する白亜紀を舞台にしたアクションアドベンチャーゲーム。ジャングルや洞窟、湖、直物に浸食された建造物などさまざまなシチュエーションがプレーヤーを待ちかまえている。主人公は、前作のヒロイン“レジーナ”に加え、重火器の扱いに精通した特殊部隊所属の軍人デュランを追加している。

 PC版では、最大1,600×1,200ドットクラスの高解像度表示に対応したほか、Direct3Dにも対応し、グラフィックのクオリティが大幅に向上している。ただし、フィールドグラフィックはフル3Dではなく、PS版同様1枚絵で処理し、解像度によって引き延ばして使っている。このため高精細のポリゴンキャラクタと、背景とがやや乖離している印象がある。アクションアドベンチャー好きのPCゲームユーザーにお勧めしておきたい。

【ディノクライシス2】
ポリゴンキャラクタは抜群に綺麗。その一方で背景がややぼんやり気味になってしまったのが残念なところだが、PS版に比べれば大幅にクオリティアップしている

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□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「ロックマンX5」の公式ページ
http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/psrockx5/
□「ディノクライシス2」の公式ページ
http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/dino2/index.html

(2002年1月16日)

[Reported by 中村聖司]

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