「ゲームセンターあらし」を受け継ぐOVA「アーケードゲーマーふぶき」 |
株式会社セガとバンダイビジュアル株式会社は、2月25日に発売されるゲームをテーマにしたOVA「アーケードゲーマーふぶき (原作:吉崎観音) 」のイベントを開催。会場では3月稼働予定のアーケードゲーム「バーチャアスリート (ヒットメーカー制作) 」を使ったゲーム大会も行なわれた。
「アーケードゲーマーふぶき」は、普段は普通の女の子、“桜ヶ咲ふぶき”がゲームを一撃でクリアする必殺技“パッションパンティ”を発動させライバル達とゲームを通して戦っていくというストーリー。OVAのシリーズ1作目が会場で上映されたが、作中には「クレイジークライマー」や「ファンタジーゾーン」といった懐かしいゲームがゾクゾクと登場するほか、知っている世代には懐かしい「ゲームセンターあらし」のキャラクタもチラッと登場する。
会場ではバンダイビジュアル制作のアニメなどを紹介している文化放送のラジオ番組「○○エモーション」の公開録音も同時に行なわれ、パーソナリティの小野坂昌也さんと千葉千恵巳さんによってイベントは進められた。また会場にはラジオのゲストとしてふぶき役の野川さくらさんが登場。野川さんはゲーム好きだと言うことで、「今は『バーチャファイター4』をプレイしています」とコメントすると、千葉千恵巳さんも「PS2版がスッゴイ楽しみ」とみんなゲーム好きであることが明らかになった。ちなみに小野坂昌也さんは「バーチャファイター4」のレイの声を担当しており、ご自身もアーケードゲームをかなリプレイされている様子だった。
この「アーケードゲーマーふぶき」のイベントに合わせて企画されたのが女性限定のゲーム大会。使用された「バーチャアスリート」は陸上競技を扱ったスポーツゲーム。収録されている競技は「100m走」、「走り幅跳び」、「砲丸投げ」、「走り高跳び」、「110mハードル」、「槍投げ」の6種目。最大4人まで同時プレイが楽しめる。
大会は「100m走」、「110mハードル」、「槍投げ」を使って行なわれた。それぞれの競技において選手の選択も重要で、100mだったら米国が強かったり、槍投げ等の投てきであればロシアなどがいい記録を出すよう現実と同じような作りとなっているという。100mは基本は連打だが、スタミナ配分などを考えなければ最後にバテてしまうなど若干の戦略も必要なようだ。110mハードルはハードルをジャンプしなければならないため、そのタイミングなどが難しいようで、プレーヤーは苦労していた。最後に勝ち残ったのは池袋から来たという松田さん。圧倒的な強さで一般部門で優勝を飾ったが、最後の最後に槍投げを使い野川さんと対戦するとコツがつかめなかったのか、野川さんの勝利となった。
このあと雑誌編集部を集めた大会では「E-LOGIN」が勝利を収め、パスポートなどの賞品をゲットした。
(2002年1月15日)
[Reported by 船津稔]
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