コーエー、異世界の現代日本を題材にした戦術級SLG
「凱歌の号砲・エアランドフォース」を今春発売

今春発売予定

価格:9,800円

 株式会社コーエーは、異世界の日本を舞台とした現代戦シミュレーションゲーム「凱歌の号砲・エアランドフォース」を今春に発売する。企画・開発を担当したのは「大戦略」シリーズのクリエイターとして知られる石川淳一氏。対応OSはWindows 95/98/Me/2000/XPで、価格は9,800円を予定している。

戦場マップ。高層ビルや球場といったランドマークも描かれているのがわかる
中部地域。プレーヤーはブルーアイコンが置かれた愛知県で、岐阜、長野、静岡に攻め込めるようだ
「凱歌の号砲・エアランドフォース」は、現代兵器で武装した複数の軍事勢力が割拠した現代日本を舞台に、空陸一体の軍事作戦「エアランドバトル」を楽しめるウォーシミュレーションゲーム。基本的なゲームシステムはターン制ヘックス式のシンプルなもので、航空写真のように美しいビジュアルマップと、フル3Dによる戦闘シーンにより、大戦略ファンのみならずライトユーザーにも訴求力のある内容にしたいとしている。

 ゲームモードは、全国制覇ならぬ日本再統一を目指すマップクリア型のキャンペーンシナリオを用意。プレーヤーはまず最初に46都道府県の中から好きな行政区画を選ぶ。たとえば東京都を選んだとすると、まずは最初に東京マップで戦うこととなり、以後、隣接県を攻略していくという流れになる。関東6県をすべて攻略すると「関東地域」統一となり、関西、中部など、さらに強大な軍事勢力がひしめく全国シナリオに移行する。

 このように「凱歌の号砲」では、シナリオが進むにつれてゲーム規模が徐々に拡大していくだけでなく、使用できるルールやユニットが増えていく。同社ではこれを「ステップアップ・システム」と呼んでおり、ゲームの進行に合わせてゲームシステムも拡張されている。

 ゲームに登場するユニットは、アメリカ、ドイツ、イギリス、ロシアなどをベースにした6種類の生産タイプから選択でき、戦闘前に「軍団」を編成できる。先述したように戦闘シーンはフル3Dによるアニメーションで処理され、お好みの現代兵器が日本各地を背景に激しい戦闘を繰り広げる様子を堪能することができる。残念ながらシングルプレイ専用ということだが、石川氏の新たな挑戦に期待しよう。

雪中戦と新潟と富士山をど真ん中に据えた山梨のマップ。部隊編成画面では、ユニット枠のすみにレベル表示が確認できる

重厚な陸上戦と華やかな空中戦。歩兵同士による激しい市街戦や艦船によるミサイル攻撃などもキチンと3Dで再現されているようだ

(c) 2002 Cyc.co,Ltd.(c) 2002 KOEI Co.,Ltd.

□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「凱歌の号砲・エアランドフォース」の公式ページ
http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/new/gaika/index.htm

(2002年1月9日)

[Reported by 中村聖司]

I
【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】


ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.