SEGA-AM2、12月31日の「猪木祭り」に |
試遊台の前から、人の姿が途切れることはほとんどなかった |
「猪木祭り」は、元プロレスラーのアントニオ猪木氏が率いる「猪木軍」と、正道会館の館長、石井和義氏が率いる「K-1」陣営による全面対抗戦を中心としたイベント。同イベントにはセガが協賛しており、一般入場口の左奥に出展ブースを開設。計10台の試遊台が設置された。
当日はリングマット、コーナーポスト、ラウンドガールが持つラウンド表示パネルの裏などに「バーチャファイター4」のロゴが入れられ、会場内のスクリーンで製品CMを流すなど、本タイトルの販促に相当な力が込められていることがうかがわれた。
来場者の多くは2人連れもしくはそれ以上。ひとりで黙々とプレイする人の姿はまれで、大半は発売前の最新ソフトを友達同士でワイワイ遊んでいるといった印象。ブース内はごったがえすことはなかったが、試遊台の前から人が途切れることはほとんど無く、来場者の多くが熱心にプレイしていた。
「3D対戦格闘ゲーム」、「格闘技イベント」という関連性が有るとはいえ、ゲームとは直接関係がないイベント会場に試遊台を設置しても、場合によっては来場者の関心を集めることなく終わるケースもある。目を引いたとしても、ユーザーが軽く触って終えるということも少なくないわけで、それを踏まえると今回の「バーチャファイター4」の試遊台における盛況ぶりは、本タイトルの訴求力の高さを証明したといえそうだ。少なくとも、記者が見ていた範疇では、軽く触っただけで席を外す来場者はひとりもいなかった。
なお、ソフト本体とともに株式会社HORIがソフト本体と同日発売を予定している専用ジョイスティック「バーチャファイター4スティック」もプレイアブル出展されていた。
年明けのカウントダウンを前に、アントニオ猪木氏が選ばれた来場者108人に“闘魂注入ビンタ”を見舞う「108つビンタ」イベントには、「バーチャファイター4」Tシャツを着用したり、半裸の胸元にマジックで大きく「SEGA-AM2」と書いた弁髪姿のセガ社員も登場。これらの熱心な販促活動によって、当日会場を訪れた人たちに「バーチャファイター4」の名が印象付けられたことは間違いなさそうだ。
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□SEGA-AM2のホームページ
http://www.sega-rd2.com/
□PS2「バーチャファイター4」公式ホームページ
http://www.sega-am2.co.jp/VF4PS2/
□関連情報
【2001年12月17日】セガとSEGA-AM2、PS2「バーチャファイター4」を2002年1月31日に発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011217/vf4.htm
(2002年1月1日)
[Reported by 北村孝和]
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