PS2版は「シナリオモード」などのオリジナル要素が追加されている

　元気株式会社は、プレイステーション 2用ソフト「湾岸ミッドナイト」を2002年3月に発売する。価格は6,800円。PS2用ハンドルコントローラー「GT FORCE」に対応するほか、i.LINKケーブルを使用した通信対戦も可能となっている。

　PS2「湾岸ミッドナイト」は、講談社「週刊ヤングマガジン」に連載中の「楠みちはる」原作による人気コミックをレースゲーム化したもの。12月18日より全国のアミューズメント施設でアーケード版（販売：ナムコ）が稼動しているが、PS2版は家庭用向けの新モードなどが追加されている。

　プレーヤーは、国産スポーツカーから好きな車を選択。首都高を舞台に、ライバルたちと1対1のレースバトルを展開する。一般的なレースゲームとは異なり、首都高を走行中のライバルを見つけたら、そこからレースバトルが開始される。レースの勝敗には「スピリットポイント（SP）バトルシステム」を採用。SPはドライバーの精神力を数値化したもので、ライバル車に遅れをとったり、他の車や壁などの障害物に接触することで減少。相手のゲージをゼロにするか、タイムアップ時に前を走っていたプレーヤーの勝ちとなる。

　PS2版の新要素「シナリオモード」では、原作でおなじみの人物がゲーム中に登場する。「悪魔のZ」を追い求める過程で、プレーヤーはさまざまなライバルやチューナーに出会い、車をステップアップさせていく。

【スクリーンショット】

(C)楠みちはる/講談社
(C)2001 GENKI.

□元気のホームページ
http://www.genki.co.jp/

(2001年12月28日)

[Reported by 北村孝和]