2001年、読者が決める10大ニュース発表 |
順位 | ニュース | 得票 |
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1 | セガ、ドリームキャスト撤退。コンテンツ事業強化へ | 1,046票 |
2 | 任天堂、9月14日ゲームキューブを発売、11月には新色追加へ | 460票 |
3 | Xbox、米国で発売開始。一方日本国内での発売は2002年2月22日に延期 | 438票 |
4 | ソニー・コンピュータエンタテインメント「プレイステーション 2」を段階的に値下げ。ついに2万円台に | 385票 |
5 | 中古ゲームソフト訴訟、判決下る「ゲームソフトは頒布権の対象外」 | 364票 |
6 | 激動のSNK。ネオジオワールド東京ベイサイド閉店……そして倒産……韓国資本で再生へ | 355票 |
7 | 任天堂、ゲームボーイアドバンスを3月に発売。同時発売ソフトは20本を超える | 308票 |
8 | 「ファンタシースターオンライン」全世界で発売、PC、ゲームキューブ、Xboxへと拡大 | 304票 |
9 | ソニー・コンピュータエンタテインメント、「プレイステーション 2用Linuxキット(β)」を6月から発売開始 | 238票 |
10 | ソニー・コンピュータエンタテインメント、スクウェアの第三者割当増資を全額引受け、第2株主に | 209票 |
2001年は久しぶりに新型ハードの発売ラッシュとなった一方で、年明け早々にセガが「構造改革プラン説明会」席上で発表した“ドリームキャスト撤退”はひとつの時代を象徴していたようでやはり印象深い。セガというこれまでゲーム業界を支えてきた巨大企業の方針転換は寂しい一方で、より面白いゲームの制作に注力するという意味では歓迎すべきだろう。事実これ以降セガはアグレッシブに前に進み続けており、それが数値となって業績に反映している。この結果は来年により反映されると思われるので、来年はより面白いゲームが登場することに期待したい。
2位は任天堂のゲームキューブ発売、そして3位には米MicrosoftのXbox発売と新型コンシューマ機の発売ラッシュといういわゆる今年を象徴するニュースが続いた。一足先の2000年に発売されたプレイステーション 2に間しては4位に値下げというニュースで入っている。この年末はこの値下げ効果が如実に現われたほか、大作が年末に集中したこともありかなり好調なセールスを記録している。2002年はブロードバンド構想が現実のものとなるため、またひとつ先のステージに進むといった印象だ。
ここで5位には「中古ゲームソフト訴訟」が入っている。まだ最高裁まで争われる見通しで今後とも注目していきたい。
6位は悲しい結果とも言えるSNKの顛末が入った。現在、韓国資本により再生に向かっている。12月に開催されていた韓国のゲームショウで「ザ・キング・オブ・ファイターズ2001」が展示されていたが、人垣ができるほどの人気となっていた。この調子で、またあたらしいゲームを作り上げて欲しいところだ。
7位はゲームボーイアドバンス発売。8位には昨年末に発売され、大人気となった「ファンタシースターオンライン」。この勢いはまだまだ続きそうだ。そして9位にはプレイステーション 2用Linuxキットの発売、10位にはSCEIがスクウェアの第2株主になったことが入った。
2002年は2月にXboxが日本でも発売されることがまず大きなニュースとなるだろう。さらには4月からプレイステーション 2のブロードバンドコンテンツサービスの開始と大きな話題が続く。これらの新技術、新サービスがより面白いゲームの登場にぜひともつながって欲しい。
□関連情報
【2001年12月27日】GAME Watch、2000年10大ニュース発表。来年はXboxに注目?
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20001227/best10.htm
(2001年12月28日)
[Reported by 船津稔]
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