セガ、3DCG製作技術「アニマニウム」を使用して映画を制作
12月17日 発表
株式会社セガは、アン・エンタテインメント株式会社と共同で、映像作品「jam (ジャム:仮題)」を制作すると発表した。
「jam」は、7つの独立した短編映画による映像作品で、それぞれを長編映画を手掛けたことのある若手監督が制作する予定。2002年夏には通常の長編映画として劇場公開に加え、テレビでの放映やパッケージソフト販売、ブロードバンドを使用した配信なども展開するという。
セガは、アン・エンタテインメント社長の飯田譲治氏が監督、脚本を務める「jam」のオープニングとエンディングに、同社の開発した3DCG製作技術「アマニウム」を実践利用する。
「アマニウム」は、セガがゲーム作りにおいて蓄積した技術を他業種に生かし、新規事業として立ち上げるために作り上げたアニメーションをある程度自動的に制作する技術。これまでにテレビで放映された「まみむめ☆もがちょ」などに使用された。今後は、教育機関向けにパッケージ販売も予定されており、映画制作に実践利用することで、ソフトとしての実績を積み、ノウハウの蓄積を図るという。
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□セガ新規事業本部のホームページ
http://sega.jp/fep/
□ニュースリリース
http://sega.jp/release/nr011217_1.html
□製品情報
http://sega.jp/animanium/
□関連情報
【6月19日】セガ、技術力を駆使し新規事業立ち上げ 新3DCGアニメ制作技術「アニマニウム」コンソーシアムも設立
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010619/newsega.htm
(2001年12月17日)
[Reported by 田名網陽平]
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