★ピックアップ アーケード★
■ ストーリー
世界をまたにかけて大暴れする泥棒「ルパン三世」。相棒の「次元大介」、「石川五右衛門」、「峰不二子」らとともに今日も仕事に大忙し。そんなあるとき「峰不二子」が、みずから神と名乗る諸悪の根源「マモー」にさらわれてしまう。果たしてルパンたちは、マモーの魔の手から「峰不二子」を助け出すことができるのか?
■ プレーヤー・操作説明
ゲーム中に使用するのは「ガンコントローラー」のみ。2人同時プレイが可能で、1P側が「ルパン三世」、2P側が「次元大介」となる。使用する銃は原作に準じており、ルパンは「ワルサーP38」、次元大介は「M19コンバットマグナム」を使用する。
なお「ルパン」と「次元」では銃の性能が多少異なっており、「ルパン」は装弾数が7発だが「次元」は6発。装弾数が1発少ないぶん「次元」のほうが連射し難いといえるが、単発での威力は「ルパン」に勝っている。リロードは画面外へ銃を向けるだけでOK。ルールは各ステージによって異なるが、全ての操作はガンコントローラーだけで行なえる。
■ ゲームの進行 まず最初に、各ステージのルールが画面に表示される。モチーフとなったストーリー設定に基づいているため、前述のとおりステージごとにルールや目的が異なっている。ここでしっかりとルールを覚えておこう。
次に、ステージ設定に応じた導入アニメーションが展開する。ここではテレビ映像のカットなどが織りこまれ、雰囲気を盛り上げる。タイトルが現れた後、各ステージのアクションがスタートする。
ライフは画面下にハートで表示され、スタート時は3つ持っている。点数を稼いでもライフが増えることはない。画面中央上のタイムは制限時間を示しており、0になるとミスになる。ただし、タイムオーバーになりやすいステージはそれほど多くはないため、極端に気にするほどのことはないだろう。
■ 楽しみ方のポイント 「ルパン三世」をモチーフにしたアーケードゲームは(発売元こそ違うものの)実に約20数年ぶりの発売となる。それだけに、まずはそのグラフィックや演出を楽しんでほしい。映像やボイスは、当時のものをそのまま再現。プレーヤーが操作する「ルパン」や「次元」に比べると、「石川五右衛門」や「峰不二子」の出番は少ないが、デモシーンにはちゃんと登場する。作戦失敗のデモ、ゲームオーバー後の継続可能タイムのカウントダウンでもいろいろなカットが見られるなど、細かい演出に注目すればゲームがより一層楽しめる。 ゲームを進めていく上では、自分なりの遊び方や目標を見つけていくのもいいだろう。コンティニューするとゲームの難易度が落ちるので、やりがいを求める人はミスを無くすよう心がけてプレイするのも面白い。2人プレイは互いにフォローがきくため、1人で遊ぶよりもクリアしやすいといえる。もちろん、1回でどこまで進めるかに挑戦したり、点数稼ぎを狙うのもいい。このように目標を立てることで、何度でも遊びこめるゲームになっている。
■ 第1回総括
今回は第1回目ということで、ゲームの基本的な部分を紹介した。本作は演出が秀逸であり、誰でも楽しめるように構成されていることから、アミューズメント施設などで見かけたら是非とも気軽にプレイしてみてほしい。
(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV
□ワウ エンターテイメントのホームページ (2001年12月14日)
[Reported by 石井ぜんじ] |
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