ジローラモ氏も参加した |
株式会社セガは、株式会社スマイルビットが制作している2002年3月7日発売予定のプレイステーション 2用スポーツ育成シミュレーション「サカつく2002 J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!」のCM撮影風景を記者団に公開した。CMの放映は2002年1月13日からスポーツ番組などを中心に放送する予定だという。
「サカつく2002」は選手の育成だけでなく、クラブの経営などを行ないながら最強のサッカークラブを作ることを目的としたスポーツ育成シミュレーション。これまでセガサターン、ドリームキャストで発売され、人気シリーズとして定着している。今回、プレイスーション 2にプラットフォームを移し、試合シーンが迫力を増したほか、2軍を廃止し完全22人制の選手構成を実現するなどシステム面でも進化を遂げている。
今回撮影されたCMに出演するのはNHKのイタリア語講座などでも有名なパンツェッタ・ジローラモさん。ジローラモさんはエッセイストで、つい最近もエッセイ集「バール・ジローラモ」を出版したばかり。イタリア出身と言うこともあり、大変なサッカー好きとして知られている。実はセガサターンで発売された「Jリーグプロサッカークラブをつくろう!2」においてピッチレポーターとして出演している。「サカつく2002」でも再度ピッチレポーターとして“復帰”しており、CGキャラとして画面にも登場するという。
すでにゲームのアフレコ収録は終了しておりジローラモ氏は「前作ではセリフがたくさんあって大変だった。でもあれが練習になって日本語が上手になったよ」と前作を振り返りながら、「今回はアナウンサーの八塚浩氏との掛け合いが多くテンポのいいものが多かったので、それほど大変ではなかったよ」とコメント。テレビCMはゲームに登場するTV番組をそのままCMにしたような構成になっており、数パターンが用意される予定だという。
ジローラモさんのひいきのクラブチームはやはり出身地のナポリのチームだといい、「イタリアではみんな、ずっとひとつのチームを応援している。どんどん強くなっていくときにはいっしょに笑い、ダメな時でも応援する」とサッカー好きならではのコメントを残すと、撮影現場に来ていた同作品のプロデューサーを務める川越隆幸氏も「国同士の対抗戦もあるけれど、サッカーの魅力はクラブチームを愛すること。それは上り調子の時も調子が悪いときも同じ。その楽しさがサカつくの楽しみそのもの」と付け加えた。
(2001年12月13日)
[Reported by 船津稔]
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