EAS、「ブラック&ホワイト クリーチャー島」を来年2月発売
今度はクリーチャーが主人公 女性や子供も登場

2002年2月発売予定

価格:1,980円

「ブラック&ホワイト クリーチャー島」のゲーム画面。テクスチャのクオリティもいくぶん増した印象だ
 エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社は、米国ゲーム界の鬼才ピーター・モリニューが制作した神様シミュレーションゲーム「ブラック&ホワイト」の拡張キット「ブラック&ホワイト クリーチャー島」を来年2月に発売する。本編同様、シングルプレイとマルチプレイに対応。価格は1,980円で、動作には「ブラック&ホワイト」本編が必要となる。

 「ブラック&ホワイト クリーチャー島 拡張キット」は、従来の拡張キットのように既存のゲームシステムに新しいモジュールを継ぎ足すものではなく、まったく別の切り口で新しいゲームを楽しむという内容になっている。具体的には、今回は神であるプレーヤーは傍観者の立場となり、分身であるクリーチャーと、そのほかのクリーチャーとの交流をメインテーマとしている。

これが子供。ヒヨコっぽいが自由に動かせる両腕があり、手には鋭いツメと水かきのようなものを備えている
 ゲームは、神の化身であるプレーヤーが「クリーチャー島」と名付けられた新しい島に赴くところからはじまる。そこにはいつものように村人たちが平和な暮らしを送っているが、村から一歩足を踏み入れると、大量の(巨大)クリーチャーたちが自由気ままに棲息している。プレーヤーはそこに自らのクリーチャーを送り込み、そこで行なわれるさまざまな体験を共有していく。プレーヤーのクリーチャーは本編のデータを使うこともできるし、島で新しいクリーチャーを選ぶこともできるという。

 クリーチャーの中には女性もいて、交尾することで彼女が卵を産み落とし、ヒヨコ型の子供(ほかの形の子供も存在する)が誕生する。こういったクリーチャー間による恋愛や子育ての要素も魅力のひとつで、このほかにも「Bowling」「Dolphin Shoot」「Smash Building」「The Race」など、クリーチャー同士によるさまざまなミニゲームが収録されている。「ブラック&ホワイト」本編と比べて、即効性の高いゲームスタイルとなっているため、子供にも訴求力のある拡張キットと言えそうだ。

子供とお母さん猿(?)。大きさの違いがよくわかる。右のカットでは子供がなにやらオーラのようなものを全身から放っている

【ミニゲーム】
Bowling The Races Zebra Ballista

Soccer Fight Dolphin Shoot

Smash Building Tiger Cannon Whack Villager

(c) Electronic Arts Inc. All rights reserved. (c) 2001 Lionhead Studios Ltd. All rights reserved. Black & White, Lionhead and the Lionhead logo are trademarks of Lionhead Studios Ltd. EA GAMES(TM) is an Electronic Arts(TM) brand.

□エレクトロニック・アーツ・スクウェアのホームページ
http://www.japan.ea.com/
□「ブラック&ホワイト」の公式ページ
http://www.japan.ea.com/blackandwhite/index.html
□関連情報
【4月24日】PCゲームファーストインプレッション「ブラック & ホワイト」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010424/bw.htm

(2001年12月12日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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