マイクロソフト、水陸両用フロート付セスナも操縦可能な
最新版「Flight Simulator 2002」を2月1日発売へ
2002年2月1日 発売
価格：オープン価格 (12,800円)
マイクロソフト株式会社はフライトシミュレータシリーズ最新作「Microsoft Flight Simulator 2002 Professional Edition 日本語版 (以下MFS 2002) 」を2002年2月1日に発売する。価格はオープンプライスだが、推定小売価格は12,800円。対応OSはWindows 98/Me/XP/2000で、Windows 95には対応していない。米国ではすでに発売されており、かなりのヒットとなっている。
「MFS 2002」ではグラフィック上の新技術として“auto-generated scenery”を採用している。これは風景を自動生成してくれるシステムで、“アメリカっぽい風景”や日本家屋が建ち並ぶ“日本っぽい風景”などリアルな風景が簡単に作り出されるという。また、富士山をはじめグランドキャニオンやアラスカの山岳地帯など数多くの山岳地帯が再現されており、ダイナミックな風景の中での飛行が楽しめるという。
グラフィックの向上以外でも数多くの変更点が挙げられる。今回、16機体が収録されているが、その中には「水陸両用フロート付セスナ 208キャラバン」が含まれている。この機体で、湖に降り立ったりといったこれまでにない離発着を楽しむことができる。湖には波が立ち、本物と変わらない世界が再現されている。
今回新しく収録されている機体は、「ボーイング 747-400」、「セスナ 172SP」、「ビーチ クラフト バロン 58」、「セスナ 208 グランド キャラバン」、そして前述の「水陸両用フロート付セスナ 208キャラバン」の5機種。これらの5機種を含む16機種が用意されている。コクピットは3Dで描かれており、それぞれ完璧に再現。ユーザーの操作に合わせてアニメーションするという。収録空港は21,000と過去最高数。
また、大きな特徴としてATC (Air Traffic Control：管制官とのやりとり) が初めて導入されている。英語の音声と日本語字幕によって管制官とのやり取りを行なうことができる。管制官とのやり取りにより飛行機の位置、高度の把握、離着陸の許可や指示などを受けることになる。ATCはON/OFF可能。
今回、マルチプレーヤーが導入されているが、このマルチプレーヤーモードはこれまでにないもの。ここでプレーヤーはインストラクターと生徒として飛行訓練に挑むことになる。生徒役のプレーヤーが飛行するとインストラクターを行なうユーザーは生徒のフライトを確認でき、チャットで指示を出すことや、フライトのチェックを行なうこともできる。
| 【日本語表示】 |
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| フライト中の画面はもちろんのことチュートリアル画面も完全日本語化されている |
| 【コクピット画面】 |
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| 各種コクピット画面。これまでから細かく描かれていたが、今回はさらに細かく再現されている |
| 【水陸両用フロート付きセスナ】 |
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| 今回加わった新要素のうちのひとつ。水上から離発着が楽しめる。風景もこれまでの飛行場とな違った美しいものが多い |
| 【機体】 |
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| 多くの機体が収録されている。スクリーンショットとしてみても十分美しい仕上がりとなっている |
| 【空港】 |
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| 上段の3つの写真はLAX (ロサンゼルス国際空港)。かなり細かく再現されている |
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□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□マイクロソフトのゲーム関連ページ
http://www.microsoft.com/japan/games/
□「Flight Simulator 2002」のページ
http://www.microsoft.com/japan/games/fs2002/
(2001年12月11日)
[Reported by 船津稔]
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