任天堂キャラが所狭しと暴れ周る! |
価格:6,800円
任天堂は、ゲームキューブ用ソフト「大乱闘スマッシュブラザーズDX」を11月21日に発売する。価格は6,800円。
「大乱闘スマッシュブラザーズDX」は、'99年に発売されたN64用ソフト「ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ」の続編にあたる。登場キャラクタが12人から14人以上に増え、前作にも登場したマリオ、ドンキーコング、リンク、サムス、ヨッシー、カービィ、フォックス、ピカチュウ、ネス、キャプテン・ファルコンにくわえ、クッパ(マリオシリーズ)、ピーチ(マリオシリーズ)、ポポ&ナナ(アイスクライマー)、ゼルダ(ゼルダシリーズ)などが追加されている。
ゲームのルールは簡単で、攻撃して「ダメージ%」を溜めて、相手を全員ステージからふっとばせば勝ちとなる。通常攻撃のほか、各キャラクタの特性を活かした必殺ワザや、対戦を有利にするアイテム、新しく追加されたアクションを使い、自分は落ちないようにして相手の「ダメージ%」を蓄積していく。
また、「大乱闘スマッシュブラザーズDX」では、対戦モード以外に、ひとりでも遊べるモードが追加されている。CPUの操作するキャラクタと対戦する「シンプル」や、謎のザコ敵軍団と戦う「百人組み手」、「スーパーマリオシリーズ」のようにゴール目指して進んでいく「アドベンチャー」が遊べる。さらに、サンドバッグ(?)を叩いて遠くに飛ばす「ホームランコンテスト」や、いかに早くターゲットを破壊するかを競う「ターゲットをこわせ!」なども用意されている。
くわえて、対戦モードでも豊富なバリエーションが楽しめる。「ダメージ%」ではなく巷の格闘ゲームと同じ「体力制」にして、相手の体力を0にする「体力制乱闘」や、いきなり「ダメージ%」が300%からはじまる「スーパーサドンデス」、キャラクタが全員高速で動く「クイック乱闘」などでも対戦できる。
リアルなキャラクタの動きや派手なエフェクト、豊富なゲームモードなど、ゲームキューブのスペックならではの要素を沢山盛り込んだ「大乱闘スマッシュブラザーズDX」。友だちと対戦するのはもちろん、ひとりでやりこむこともできる。オマケとしては豪華すぎる「フィギュア名鑑」も、ファミコンからゲームキューブまでの歴代任天堂キャラクタが登場するため、コレクター心がくすぐられるだろう。できれば、「コントローラ」を別途3つ追加購入することをオススメする。
マリオの必殺ワザ「ファイアーボール」。このほかに、飛び道具を跳ね返す「スーパーマント」や「マリオトルネード」などが使える | クッパは、体が大きいだけでなく体重が重いためふっとびにくくなっている。必殺ワザも「クッパブレス」など強力なものが多い | トレーニングモードでは、連続技の研究や相手の動きにあわせた練習ができる。対戦前に活用したい |
今回初登場のピーチは、女性ならではのしなやかな動きが特徴。必殺ワザの「野菜ひっこ抜き」で野菜を抜いて投げつける姿は必見 | ピカチュウの帽子をかぶったカービィ。カービィは相手を吸い込んで技をコピーできるので、対戦ではいかに吸い込むかが重要 | フォックスは、銃で攻撃する「ブラスター」や残像を残しながらダッシュする「フォックスイリュージョン」などカッコイイ必殺ワザが多い |
登場キャラクタ勢ぞろい。どのキャラクタも一癖も二癖もあるので、誰を使ってプレイするか迷いそう | 4人で対戦する時は、全員の動きを見ていなければならない。ひとりの相手に集中していると、思わぬところから攻撃を受けてしまう | キャラクタセレクト画面の下の5つの「?」が気になる。隠しキャラクタは存在するのだろうか…… |
□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□製品情報
http://www.nintendo.co.jp/smash/
(2001年11月19日)
[Reported by 田名網陽平]
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