角川書店、トレジャー制作の“なんでも引っぱれる!”
新感覚アクション、PS2「ひっぱリンダ」

12月6日 発売予定

価格:5,800円

 株式会社角川書店は、なんでも引っぱれる不思議なマフラーを使ったアクションゲーム「ひっぱリンダ」を発売する。プラットフォームはプレイステーション 2で、発売は12月6日を予定。価格は5,800円。

 「ひっぱリンダ」は、メガドライブの「ガンスターヒーローズ 」やセガサターンの「ガーディアンヒーローズ」、ニンテンドウ64「罪と罰 ~地球(ほし)の継承者~」など新しいアクションゲームを作り続けてきたゲームメーカー、トレジャーの最新作となる。

 「ひっぱリンダ」では攻撃ボタンやジャンプボタンといったこれまでのゲームにはあったボタンは今回なく、ほぼアナログスティックだけで操作できるインターフェイスを採用。具体的には左スティックで主人公リンダを移動させ、R1ボタンと右スティックで色々なものを“ひっぱる”ことができる。
 例えば敵の悪霊には“ひっぱりドコロ”という弱点が設定されており、この弱点に照準を合わせひっぱることで敵に大きなダメージを与えることができる。この敵の弱点をひっぱって倒すことで“ひっぱりポイント”を溜めることができ、“ひっぱりポイント”3つを使う攻撃“トリプルひっぱり”を行なうとより大きなダメージを与えることができる。このほかにも、頭突きにより敵にダメージを与えるなどの攻撃方法も存在する。
 ゲームにはボスとなる「お姉ちゃん敵」が存在し、この「お姉ちゃん敵」には悪霊が取り憑いている。「お姉ちゃん敵」は単純に倒してもよいが、この敵に対して前述の“トリプルひっぱり”を使って倒すことで取り憑いた悪霊を追い出すことができ、「悶絶美術館」というコーナーに保存できるようになる。ここに保存された敵は、“いじくり画面”で様々に変形させたりすることが可能となる。

 このほかにも高いところに行きたいときは、行きたい場所をひっぱることでその場所にジャンプできる。ある意味ワイヤーアクションっぽいアクションとなる。

 グラフィックはかわいくポップだがどこか毒を含んだ雰囲気を持ち、シュールで不思議なものに仕上がっている。同社によればPS2の描画能力を美しく描く方向ではなく、「楽しく動かせる」ために駆使していると言うことで、これまでにないアクションを楽しめそうだ。

【スクリーンショット】
ファンタジックなんだけど少し毒を含んだシュールなグラフィック。これまでのゲームには少ないにタイプかも。

(C)2001 TREASURE/角川書店

□角川書店のホームページ
http://www.kadokawa.co.jp/
□トレジャーのホームページ
http://www.treasure-inc.co.jp/
□製品情報
http://www.treasure-inc.co.jp/product/linda/index.html

(2001年11月15日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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