EAS、「FIFA 2002」日本対韓国ネットワーク対戦大会を開催 |
開催地:Necca渋谷店
エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社は、15日、「FIFA 2002 ロード・トゥ・FIFAワールドカップ」の発売を記念して、Necca渋谷店で日韓合同のネットワーク対戦イベントを開催した。会場には、一般来場者とともに多くのプレスや業界関係者が訪れた。
みし奈昌俊氏の司会でイベントは進められた |
会場には業界関係者が数多く詰めかけていた |
対戦前にコネクションに障害が発生して、対戦開始時間が数十分程度遅れたものの、50名近いギャラリーが見守る中、無事試合は開始された。専用線接続の割には多少ラグの目立つゲームとなったが、スポーツコメンテーターのみし奈昌俊氏による実況と、ゲーム内で行なわれる実況とが、ダブルで流れるという豪華かつユニークな進行で試合は進められた。途中、みし奈氏は、ゲーム内で頻繁に流される実況中継の的確な内容に驚いたのか「私ではなく、ゲームの実況を聴いてもらいましょう」とコメントする一幕もあった。
1試合目は、韓国チームが前半開始直後に1点を先取し、そのまま1点を守りきる形で試合終了を迎えた。2試合目はプレス1名と同作のプロデューサーを務めた恩田氏のタッグで韓国チームに再び挑んだ。恩田氏は「FIFA 98」からずっと同シリーズのプロデューサーを務めてきた名実共に日本を代表するFIFAプレーヤー。イベント開幕の挨拶で韓国プレーヤーと対戦経験を語り、「勝つのは難しいと思います」と冷静なコメントを残した同氏だったが、結果は0対2の惜敗に終わった。
初心者同士が対決した1試合目に比べ格段に巧くなった相手に対し、恩田氏は積極的に攻め、何度か惜しいシーンもあったが、操作がキーボードだったことが影響してか、シュートまで持っていくことができなかった。なぜゲームパッドにしなかったのかは不明。
実は韓国ではすでに2週間前に出荷を開始しており、この2週間の差が、直接力量の差に結びついた印象だ。なお、ゲーム終了後、参加者には協賛のマイクロソフトより「SideWinder Gamepad Pro」などが贈られた。
試合に臨む恩田氏(右の赤いジャケットを着た人)。キーボードでの操作ながら、さすがはと思わせる巧みなプレイを見せてくれたが結果は惨敗。右の写真は、いきなり先取点を奪われて悔しがる恩田氏 |
ゲーム中は選手名入りで実況中継が行なわれるため、観戦している限りでは実写さながらのリアルさがある。 |
(C) 2001 Electronic Arts Inc, All rights reserved.
□エレクトロニック・アーツ・スクウェアのホームページ
http://www.japan.ea.com/
□「FIFA 2002 ロード・トゥ・FIFAワールドカップ」の公式ページ
http://www.japan.ea.com/fifa2002/
□関連情報
【10月24日】「FIFA 2002」英語版Demo
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011024/demo1024.htm
(2001年11月15日)
[Reported by 中村聖司]
|
GAME Watchホームページ |