EAS、「FIFA 2002」日本対韓国ネットワーク対戦大会を開催
日本チーム、惜しくも連敗!

11月15日開催

開催地:Necca渋谷店

 エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社は、15日、「FIFA 2002 ロード・トゥ・FIFAワールドカップ」の発売を記念して、Necca渋谷店で日韓合同のネットワーク対戦イベントを開催した。会場には、一般来場者とともに多くのプレスや業界関係者が訪れた。

みし奈昌俊氏の司会でイベントは進められた
会場には業界関係者が数多く詰めかけていた
 イベントの内容は既報したとおり、Necca渋谷店と韓国PC房を専用線で繋ぎ、「FIFA 2002 ロード・トゥ・FIFAワールドカップ」による日韓戦を行なうというもの。Necca渋谷店側は日本チームを、韓国PC房は韓国チームをそれぞれ選択。Necca渋谷店では発売されたばかりの日本語版を使用。参加者は来場者の中から希望者を2名募り、2 on 2形式で行なわれた。

 対戦前にコネクションに障害が発生して、対戦開始時間が数十分程度遅れたものの、50名近いギャラリーが見守る中、無事試合は開始された。専用線接続の割には多少ラグの目立つゲームとなったが、スポーツコメンテーターのみし奈昌俊氏による実況と、ゲーム内で行なわれる実況とが、ダブルで流れるという豪華かつユニークな進行で試合は進められた。途中、みし奈氏は、ゲーム内で頻繁に流される実況中継の的確な内容に驚いたのか「私ではなく、ゲームの実況を聴いてもらいましょう」とコメントする一幕もあった。

 1試合目は、韓国チームが前半開始直後に1点を先取し、そのまま1点を守りきる形で試合終了を迎えた。2試合目はプレス1名と同作のプロデューサーを務めた恩田氏のタッグで韓国チームに再び挑んだ。恩田氏は「FIFA 98」からずっと同シリーズのプロデューサーを務めてきた名実共に日本を代表するFIFAプレーヤー。イベント開幕の挨拶で韓国プレーヤーと対戦経験を語り、「勝つのは難しいと思います」と冷静なコメントを残した同氏だったが、結果は0対2の惜敗に終わった。

 初心者同士が対決した1試合目に比べ格段に巧くなった相手に対し、恩田氏は積極的に攻め、何度か惜しいシーンもあったが、操作がキーボードだったことが影響してか、シュートまで持っていくことができなかった。なぜゲームパッドにしなかったのかは不明。

 実は韓国ではすでに2週間前に出荷を開始しており、この2週間の差が、直接力量の差に結びついた印象だ。なお、ゲーム終了後、参加者には協賛のマイクロソフトより「SideWinder Gamepad Pro」などが贈られた。

試合に臨む恩田氏(右の赤いジャケットを着た人)。キーボードでの操作ながら、さすがはと思わせる巧みなプレイを見せてくれたが結果は惨敗。右の写真は、いきなり先取点を奪われて悔しがる恩田氏

ゲーム中は選手名入りで実況中継が行なわれるため、観戦している限りでは実写さながらのリアルさがある。

(C) 2001 Electronic Arts Inc, All rights reserved.

□エレクトロニック・アーツ・スクウェアのホームページ
http://www.japan.ea.com/
□「FIFA 2002 ロード・トゥ・FIFAワールドカップ」の公式ページ
http://www.japan.ea.com/fifa2002/
□関連情報
【10月24日】「FIFA 2002」英語版Demo
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011024/demo1024.htm

(2001年11月15日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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