アジェンダ、ただの麻雀じゃない……
アクション感覚溢れる“ズル”麻雀「牌チェンジャン」

11月22日 発売

価格:4,800円

 株式会社アジェンダは、アクション感覚溢れる“ズル”を行ないながら麻雀をするアクション麻雀「牌チェンジャン」を11月22日に発売する。プラットフォームはプレイステーション 2で価格は4,800円。

 「牌チェンジャン」は普通の麻雀 (ナチュラル麻雀) も用意されておりプレイできるが、本領となるのは“ズル”が可能なイカサマ麻雀。ゲームの始めに「国士無双、四暗刻単騎などの役を半荘で3回こなせ」といったノルマが提示され、プレーヤーはイカサマをしてその役を手早く作らなければならない。

 まず、洗牌の時に自分に都合のいい牌を山牌に引き込み (この時も山牌の上の段のほうがイカサマしやすいので、上の段に引き込むのがポイント) 、ゲームスタート。ゲーム中のイカサマは、自分の要らない牌と他プレーヤーの持つ自分の欲しい牌をカーソルで指定し、線で結べば交換できる (ゲーム内ではスポット[目線=カーソル]をうごかし牌と牌を線で結ぶといった表現となる) 。
 この時のポイントは自分だけがイカサマをしているのではないと言うこと。他のプレーヤーの視線 (スポット) も光っており、牌と牌を線で結んでも他のプレーヤーのスポットがこの線に接触するとイカサマは失敗となる。遠くにある牌と交換したい場合失敗する可能性が高くなるわけだが、遠くにある牌同士を交換させ、徐々に自分に近づけていくといった作戦も必要となってくるだろう。また、特別ルールとして、捨て牌を左右対称に並べると“トマト”というルールが発動し、全プレーヤーの視線が止まり、イカサマし放題となる。

 イカサマはやりたい放題できるわけではなく、“ズルパワー”が必要となる。ズルをするとパワーゲージが減っていき、ゼロになった時点でズルはできなくなってしまう。ズルパワーはアイテムで回復できるほか、相手のラインを切ることで少し回復する (しかし、ラインを切ってばかりいると相手のスポットが集中し、自分がズルをしにくくなるといった弊害もあるという) 。

 ストーリーモードのほか、自由に対戦を楽しめる「フリー打ちモード」も用意されている。さらにストーリーモードをクリアすることで現われる「とことんモード」では、ハイスコアに挑戦するなど、まさにとことんゲームをプレイできるモードも登場する。

 麻雀とは違った楽しみのゲームではあるが、ノルマの達成のためには麻雀の役なども知っていなければならない。だが、キチンとチュートリアルも用意されているので、麻雀を知らないユーザーでも楽しめるという。
 アジェンダは、PS用の「俺の料理」というアイディア溢れるゲームを制作したことでも知られており、今回も一風変わっているためちょっと想像がつきにくいゲームだが、それだけに新鮮な面白さとも言えるだろう。

このようにノルマが提示される 交換したい牌をスポットで結んで交換する ストーリーモードのムービー
洗牌するときも油断できない。自分に有利な牌を山牌に引き込まなければならない 麻雀を知らなくても説明が表示されるので大丈夫

(C)2001 argent.

□アジェンダのホームページ
http://www.argent.agenda.co.jp/
□製品情報
http://www.argent.agenda.co.jp/hot/change.html

(2001年11月15日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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