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SNK、最大4人が同時出場する対戦格闘 |
料金:1プレイ100円
プレーヤーキャラクタとストライカーを任意に設定可能な「タクティカルオーダーセレクト」システムを採用。より戦略の幅が広がっている |
「KOF2001」は、人気格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズの最新作。前作のストライカーシステムで見受けられた対戦バランスなどの問題点を見直すとともに、1試合に最大4人が参戦可能な新システム「タクティカルオーダーセレクト」を搭載している。
●タクティカルオーダーセレクト
「タクティカルオーダーセレクト」とは、使用キャラクタを4人選択した後、試合に直接参加する「プレーヤーキャラクタ」と、それを後方から支援・補佐する「ストライカーキャラクタ」の数をプレーヤーが任意に設定できるというもの。これにより、プレーヤーひとり+ストライカー3人や、プレーヤー3人+ストライカーひとりなど、対戦における自由度が向上している。なお、プレーヤーキャラクタの数とパワーゲージのストック数は反比例し、プレーヤーキャラクタ4人の場合はストック数1となり、プレーヤーキャラクタがひとりの場合はストック数が4となる。
また、プレーヤーキャラが少なければ少ないほど、相手から受けるダメージが小さくなる。
試合中のプレーヤーキャラクタを支援するストライカーシステムは、「キャンセルストライカー」と呼ばれる新要素が導入されている。通常ストライカーを呼んだ場合、プレーヤーキャラクタには“ストライカー呼び出し動作”が発生して一定のスキが生じるが、特定の条件を満たす場合のみ「キャンセルストライカー」が成立。このとき“ストライカー呼び出し動作”のスキがキャンセルされ、他の動作や攻撃技へスムーズに移行できるようになる。これにより、前作における「プレーヤーキャラクタ → ストライカー」といった連係はもとより、KOF2001では「プレーヤーキャラクタ → ストライカー → プレーヤーキャラクタ → ストライカー」といった連係の移行も可能となっている。
【キャンセルストライカー使用条件】
キャラクタのなかには「ワイヤーダメージ」発生技を持つものがいる。「ワイヤーダメージ」発生技による攻撃がヒットした場合、相手は画面端まで吹っ飛び、あたかもワイヤーで引っ張られるかのごとく跳ね返ってくる。このとき、跳ね返ってきたキャラクタには追撃が可能となっている。
●パワーゲージの用途変更
前作では、超必殺技、MAX超必殺技、ガードキャンセル、モード発動に使用していたパワーゲージだが、「KOF2001」ではモード発動を廃止。必殺技から超必殺技が連続技になる「スーパーキャンセルシステム」と「ストライカーの使用」が新たに追加されている。
【新キャラクタ】 | |||
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- アンヘル - | - K9999 - | ||
格闘スタイルは「てきとー(はぁと)」という、何とも風変わりなキャラクタ。果たして、どのような攻撃を繰り出すのだろうか | 格闘スタイルは「俺自身の力」……って、全体から醸し出される雰囲気といい、某有名アニメのキャラクタに似ているような気がしてならないのはワタシだけ? |
- メイ・リー - | |
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格闘スタイルはオリジナルアレンジ入りのテコンドー。麻宮アテナのコンサートに向かう途中で車にはねられたジョンに代わり、韓国チームに加入。Tシャツの柄とアタマのサングラスが特徴的 |
【スクリーンショット】 | ||
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□SNKのホームページ
http://www.neogeo.co.jp/
(2001年9月29日)
[Reported by 北村孝和]
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