予価：各5,200円

　株式会社スクウェアは、12月からワンダースワンカラー用ソフトとして「スクウェア マスターピースシリーズ」を発表。その第1弾として、「ロマンシング サ・ガ」、「半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!」を発売する。

　「スクウェア マスターピースシリーズ」では、スクウェアがファミリーコンピュータやゲームボーイ、スーパーファミコンなどで過去に発売した名作タイトルをリメイクしてワンダースワンカラー用に移植。現在発売を予定しているのは「ロマンシング サ･ガ」、「半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!」、「ダイス DE チョコボ」、「魔界塔士 サ・ガ」の4タイトルで、今後はユーザーからの要望などを踏まえてリリースしていく。

　「ロマンシング サ･ガ」は、スーパーファミコンで'92年1月に発売されたRPG。戦闘時の戦い方によってキャラクタの能力がそれぞれ成長し、武器や魔法には使えば使うほど強くなる熟練度システムを導入。さらに、ストーリー展開を変えられるフリーシナリオシステムを採用している。
　WSC版では、SFC版では語られることのなかったストーリーや「デステニィストーン」などの謎がすべて解明される。発売は12月予定で、価格は予価5,200円。

【スクリーンショット】

(C) SQUARE CO.,LTD.

　「半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!」は、スーパーファミコンで発売されたシミュレーションRPG。ファミコンで発売した「半熟英雄」の続編にあたり、敵を倒して城を占領していくのが目的。戦闘ではたまごからエッグモンスターを召還して戦わせることが可能で、その使い方次第で戦局を有利にすすめられる。
　WSC版では、操作性が向上したほかに、「PlayOnline.com」で一般から募集したエッグモンスターを追加している。発売は12月予定で、価格は予価5,200円。

【スクリーンショット】

(C) SQUARE CO.,LTD./すぎやまこういち

　「ダイス DE チョコボ」は、プレイステーションで発売された「チョコボ コレクション」のなかの1タイトル。ファイナルファンタジーでお馴染みのチョコボが主役のボードゲームで、気軽に楽しむことができる。WSC版ではシステムを改善し、より戦略性の高いゲームになっている。発売日、価格ともに未定。

　「魔界塔士 サ・ガ」は、ゲームボーイで発売されたRPG。各フロアで謎を解きながら塔を登っていくゲームで、使用するキャラクタによって成長するシステムや装備できる武器が異なっている。WSC版では、グラフィックを大幅にリニューアルしている。発売日、価格ともに未定。

【スクリーンショット】
ダイス DE チョコボ	魔界塔士 サ・ガ

(C) SQUARE CO.,LTD.

□スクウェアのホームページ
http://www.playonline.com/

(2001年9月26日)

[Reported by 田名網陽平]