ボーステック、懐かしの国産RPG
「ハイドライド」をJフォンに移植

9月3日 配信サービス開始予定

料金:月額250円



名作「ハイドライド」が携帯端末でプレイ可能に! 昔ハマった人には感慨深いものがあるだろう
 ボーステック株式会社は、'84年にリリースされた株式会社ティーアンドイーソフトの国産RPG「ハイドライド」を、9月3日よりJフォンのJAVA対応端末向けに配信サービスを開始する。料金は月額250円で、利用には会員登録手続きが必要となる。

 「ハイドライド」は、人間と妖精たちが仲良く暮らす「フェアリーランド」と呼ばれる王国が冒険の舞台。王国の平和は、宮殿に祭られた「3種類の宝石」の不思議な力により保たれていたが、そのうちの一つが盗まれてしまったことから、宝石の力で封印されていた大悪魔バラリスが目覚めてしまう。残りの宝石は飛散し、国王の娘アンはバラリスの魔力によって3人の妖精に姿を変えられ、フェアリーランドのどこかへと隠蔽された。
 プレーヤーは主人公「ジム」となり、フェアリーランド王国を救うべく3つの宝石と3匹の妖精を探し出し、大悪魔バラリスに戦いを挑んでいく。

 アクションRPGとあるように、「ハイドライド」ではフィールド上に存在する敵モンスターに接触(敵方向にキーを入力)することで戦闘を行なう。攻撃時は、戦闘姿勢として設定してある「ATTACK」、「DEFEND」の2モードが重要になってくる。「ATTACK」は敵に大ダメージを与えられるが、モンスターから受けるダメージも大きくなる。「DEFEND」は敵に与えるダメージこそ少ないが、強力なモンスターとの戦闘やダメージを負わずに移動したいときに重宝する。なお、敵と正面から接触すると自分もダメージを負ってしまうが、背後に回りこんで攻撃すればノーダメージで敵を倒すことができる。戦闘で負ったダメージは、フィールド上でその場に立ち止まっていれば徐々に回復する。
 敵モンスターは、スライム、ゾンビ、ドラゴンなど15種類以上が登場。モンスターを倒せば経験値(EXP)が獲得でき、一定値に達するとレベルアップして「LIFE(生命力)」と「STR(力)」が向上する。レベルが上がるにつれ、自分よりも弱い敵を倒してもEXPは得られなくなる。

 サーバーへのアクセスは、ゲームダウンロード時およびゲーム開始時のみ。画面はJフォンJAVA対応端末の最小サイズに準拠。データの保存は、ゲーム中いつでも可能。「QUICK SAVE」機能でデータの一時保存も可能だが、こちらはアプリ終了時にデータが消去されてしまう。ゲーム動作速度は、3段階から選択が可能。バッテリー残量チェック機能を搭載しており、残量が33%以下になるとユーザーに警告を促してくれる。

■ 「ハイドライドワールド」へのアクセス方法
・メインメニュー → JAVAアプリ → ゲーム → RPG・アドベンチャー → ハイドライドワールド


【スクリーンショット】

(C)1984,2001 T&E SOFT, Inc. (C)BOTHTEC

□ボーステックのホームページ
(8月31日現在、このサービスに関する情報は掲載されていない)
http://www.bothtec.co.jp/

(2001年8月31日)

[Reported by 北村孝和]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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