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イーレッツ、3Dゲームを立体視でプレイできる |
価格:オープンプライス(予想店頭価格7,800円)
イーレッツ株式会社は、視差を付けた3D映像を液晶シャッターグラスを通して観ることにより、ゲーム映像を立体的に楽しめるPC用立体グラスシステム「Beautiful 3D(ビューティフルサンデー)」を9月上旬より発売すると発表した。対応OSはWindows 95/98/Meで、DirectX 8がインストールされた環境が必要となる。価格はオープンプライス(予想店頭価格7,800円)となっている。
Beautiful 3Dは、NVIDIAの立体視テクノロジー「3D STEREO」を採用しており、専用ステレオドライバによって、モニタ上に視差の付いた2つの3D映像を映し出し、それを液晶シャッターグラスで観ることにより、3D映像の立体視を可能する。このテクノロジーは、RIVA TNT以降のnVIDIA製グラフィックチップを搭載したビデオカードであればすべて対応という、汎用性の高さが最大の特徴。Direct 3D、OpenGLの2大3D APIに対応し、リフレッシュレートも140Hzまで上げられる(2つの映像を同時に表示するため、実際のリフレッシュレートはその半分になる)。
使い方は、付属のY字型ケーブルを、モニタケーブルにかませるように接続するだけ。余った端子に液晶シャッターグラスを接続し、電源はケーブルを介して供給される仕組みとなっている。液晶シャッターグラスはプラスチック製で30gと非常に軽い。フレームが華奢なため、装着感はあまり良くないのが唯一の弱点といえる。モニタ上に映し出された左右の視差は、常時ファンクションキーを使って調整でき、お好みの奥行き、立体感で3Dゲームが楽しめる。
ゲーム側の条件は、DirectX 8上で正常動作するDirect 3DもしくはOpenGLで開発された3Dゲームであればとりあえず表示できる。しかし、2D描画を含むような3Dゲームは、その部分だけぽかんと浮いたような表示になり、グラスを通して見るとヘンなゲーム画面となってしまう。が、大抵の3Dゲームは、迫力ある美しい立体映像でゲームを楽しむことができる。このあたりのゲーム別の向き、不向きに関する情報については、後日、詳しくレポートする予定だ。
□イーレッツのホームページ
http://www.e-lets.co.jp/
(2001年8月23日)
[Reported by 中村聖司]
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