高度の概念を3D世界で再現したシリーズ最新作 システムソフト・アルファー「大戦略 VII」
12月7日発売予定
価格:11,800円
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すっかり様変わりしたメイン画面。手前に見える箱形の物体がユニットだ |
システムソフト・アルファー株式会社は、戦略シミュレーションゲームの元祖として知られる「大戦略」シリーズ最新作「大戦略 VII」を12月7日に発売すると発表した。対応OSはWindows 95/98/Me/2000ならびにWindows XP。価格は11,800円となっている。
「大戦略 VII」は、戦場マップをシリーズ初となる3Dグラフィックによる3次元フィールドで再現し、高度の概念を盛り込んだところが最大の特徴。1ヘックスを海中、海上、地上、低空、中空、高空の6階層に分け、射程2の対空砲は高空を飛ぶ航空機には攻撃できないなど、間接攻撃の射程の計算をより現実世界に近い形で再現する。
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2Dマップにも切り替え可能。描画自体は3Dで、視点をぐるぐる回したり、シームレスに3Dビューに移行できる |
基本システムは、「大戦略 V」以来となるターン制に戻し、ネットワーク対戦には未対応ながら、セーブファイルを交互にやりとりして対戦を行なうメール対戦をサポート。登場兵器はアメリカ空軍のF-22ラプターや海上自衛隊の揚陸艦「おおすみ」といった現役の兵器が450種類以上用意されている。気になる戦闘シーンについては、左右に互いのユニットが表示され、同時に撃ち合う旧来からのシステムが採用される模様だ。
VIIで実現される3Dグラフィックスは、リアルさの追求というより、大戦略ファンにとっては馴染み深いヘックスマップをそのまま3D化したような印象で、一般のゲームユーザーにはかなり違和感を覚えるものといえる。今回掲載した画像はすべて開発中のもので、今後細部に修正が施される場合が考えられるので、そのつもりでご覧いただきたい。
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見た目は劇的に変わった「大戦略 VII」だが、ゲームモードはマップを選んでプレイするモードのみだ。ひとりでじっくり楽しめるキャンペーンシナリオがほしかったところだ |
(C) 2001 SystemSoft Alpha Corporation
□システムソフト・アルファーのホームページ
http://www.systemsoft.co.jp/game/
(2001年8月22日)
[Reported by 中村聖司]
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