完全日本語化して今冬登場! 超実力派のリアル系FPS
EAS「Medal of Honor Allied Assault」

年末発売予定

価格:未定

戦場では間断なく至近弾が炸裂し、幾筋もの弾光が飛び交う。もの凄い臨場感だ
 エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社は、E3でFPSジャンルにおける本年度最大の話題作として大いに注目を集めた第二次世界大戦をモチーフにした3Dアクションシューティング「Medal of Honor Allied Assault」を完全日本語化して年末に発売する。現時点では対応OS、価格ともに未定となっている。

 「Medal of Honor Allied Assault」は、連合軍の大攻勢の幕開けとなったノルマンディ上陸作戦を皮切りに、20を超える史実に基づいた作戦に参戦できる3Dアクションシューティング。プレーヤーは米軍中尉マイク・パウエルとなり、大戦中に使用された兵器群を駆使して、連合軍所属の一兵士としてナチスドイツ撃滅に尽力していく。

 まさしく軍事ファンの血をたぎらせずにはおかない絶好のシチュエーションといえるが、ひとりの兵士として1人称視点でノルマンディに参戦できる、という仮想体験的な醍醐味も見逃せない。グラフィックエンジンは、3Dエンジンの定番かつ現役最高峰として知られるQuake IIIエンジンを採用しており、公式サイトに掲載されているデモムービーを見ればわかるが、その迫真の情景描写は目を見張るものがある。

 ゲームには、MP40 Sub Machine GunやCOLT 45、MARK II Fragmentation Grenadeといった大戦中米陸軍が常用した兵器群のほかに、戦闘機やハーフトラックなどが登場する。ゲームは基本的に連合軍の一戦力として個人戦を戦い抜いていくことになるが、対するドイツ軍は通常の歩兵のほか、スナイパーやオートバイ兵、突撃兵、ゲシュタポ士官など、多彩な陣容となっており、VI号戦車ティーガーを筆頭に、急降下爆撃機ユンカース Ju87 シュトゥーカ、V2ロケットなど、個人ではおよぶべくもない兵器王国ドイツ自慢の強力な兵器たちもたっぷり登場するようだ。

 本作はマルチプレイにも対応しており、その詳細は明らかにはなっていないが、ゲームに登場する米独双方のユニフォーム(軍服)からお好みのものを選んで、CTF(旗取り合戦)戦などが楽しめるようだ。ちなみに海外での発売は10月の予定。価格は49.99ドルとなっている。

【スクリーンショット】
映画のような劇的なシーンが目白押しのゲーム画面。完成が楽しみだが、相当ヘビーなゲームになることは間違いない

【サンプルイメージ】
戦場はオマハビーチだけではない。大戦時のフランスの風景をよく再現したリアルな3Dグラフィックを見よ

(C) 2001 Electronic Arts Inc. All Rights Reserved.

□エレクトロニック・アーツ・スクウェアのホームページ
http://www.japan.ea.com/
□「Medal of Honor Allied Assault」の公式ページ(英語)
http://www.mohaa.ea.com/

(2001年8月21日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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