ナムコ、小樽に屋内動物園を開園。今後は全国展開も
ネコやイヌやウサギたちとふれあえる屋内施設

8月3日 オープン (開園時間 11時~19時)

価格:大人 500円、子供、60歳以上 300円 (3歳以下無料)

 株式会社ナムコと有限会社アニマルエスコートサービス (AES) は屋内動物園を全国展開する。その第1弾として8月3日、北海道の小樽にあるマイカル小樽店において「アニパ小樽」をオープンさせた。
 これまで東京、蒲田の蒲田東急プラザにおいて同様の事業「ふれあいペットガーデン」を行なってきたが、ビルの屋上における施設だったため、完全な屋内施設としての展開はこれが初めてとなる。8月3日はナムコのアミューズメント施設「ナムコランドマイカル小樽店」も同時に開店し、数多くの人々で賑わった。

 アニパ小樽の大きな特徴は動物たちと直にふれあうことができる点。施設内ではウサギのふれあいコーナーや、イヌが走り回る「ドッグスペース」、猫たちと遊ぶことができる「キャットハウス」といったスペースがもうけられている。これらのスペースではもちろん動物たちと楽しく遊ぶことが目的となるが、子供たちにとってはどのように動物たちと接すればいいかの学習の場にもなるという。実際、係員の方がついてはいるが、数多くの子供たちはどうしても無闇に動物に抱きついたり追いかけたりしやすい。保護者がついて子供たちに接し方を教えることも重要だろう。

 園内にいるすべての動物たちとふれあうことができるわけではなく、中にはガラス越しに見ることになる動物たちもいる。園内にいる動物たちはイヌやネコ、ウサギ、ハムスターやモルモット、シマリスといった小動物、小鳥など合計60種類、150頭程度だという。もちろんこれらの動物たちのストレス管理などから常にこれだけの動物と会えるわけではないが、かなりの動物とふれあうことができるようになっている。

 ナムコは今後、この屋内動物園を全国展開していく予定で、第2弾として京都府四条河原町にある「ワンダータワー京都」への出展を9月頃に予定している。各店舗の規模は100坪から300坪程度。アニパ小樽店は約300坪という最大規模となっており、比較的スペースを広くとった園内となっていた。料金は店舗によってことなる可能性があるが、大人500円、子供、60歳以上が300円 (3歳以下は無料) 、身体障害者は半額となる。

小樽アニパの一番奥に設置されている「キャットハウス」。ネコはイヌに比べ逃げやすいと言うこともあって個室となっている。天井の梁に上って降りてこれないネコやおすまししているヒマラヤンなど個性的でかわいいネコたちが6匹程度常駐

こちらはイヌ好きにはたまらない「ドッグスペース」。犬たちが走り回っている。いろいろな種類のイヌがいるので、性格も千差万別

ウサギやモルモット達とのふれあいも楽しめる。たれた耳がかわいい すべてがふれあえるわけではなく、展示のみの動物たちもいる リスたちの展示コーナーも設けられている。セントラルパークにいたリスより一回り小さい。というかニューヨークのリス大きすぎ

初日となった8月3日は大盛況。入場券の購入で行列ができるほど。お昼過ぎにはさらなる混雑状態に 展示コーナーの一角には犬の飼い方と猫の飼い方がかかれたパネルも設置されている。正しい飼い方をしないと動物たちがかわいそう 小樽アニパの隣ではナムコランドマイカル小樽店もオープン。こちらも多くの人で賑わった

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.namco.co.jp/home/pr/2001/jul/press05.html
http://www.namco.co.jp/home/ar/location/loc-list/001/nl-1-mycalotaru.html

(2002年8月3日)

[Reported by 船津稔]

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