セガ、AC「バーチャファイター4」
発売記念イベントを本日より開催

9月9日まで順次開催



詰め掛けたバーチャファンでごったがえす池袋ギーゴ5F。高い関心のほどがうかがえる
 株式会社セガは、現在稼動中のアーケード用3D対戦格闘ゲーム「バーチャファイター4」の発売記念イベント「お手並み拝見」を、同社が運営する全国の主要アミューズメント施設29店舗で開催する。期間は8月1日~9月9日まで。今回は、イベント初日となる池袋ギーゴの模様を取材してきた。

 「バーチャファイター4」発売記念イベント「お手並み拝見」は、開発者およびゲストによるトークショーやゲーム大会を実施するというもの。記者が池袋ギーゴに到着したのはイベント開始の約15分前だったが、会場の池袋ギーゴ5Fはすでに数多のバーチャファンでごったがえしていた。広報氏の話によれば、開始2時間前からこの状態だったとのこと。オフィシャルのゲーム大会はこれが初となるだけに、通常のイベント以上にファンの高い注目を集めたものと思われる。

 イベントはゲーム大会からスタート。大会は3本先取によるトーナメント形式で、事前にエントリーを済ませた32名を抽選でA、Bの2ブロックに振り分け、各ブロックを勝ち上がった者同士で決勝戦が行なわれる。参加料は、1回戦のみ筐体に投入する100円が必要で、2回戦以降は無料となっていた。

正式稼働日直後にも関わらず、トーナメントは各所でレベルの高い戦いが行なわれた
 開始直前に欠員が出たため、急遽参加者を補充する形でトーナメントは進行。すでに各地でロケテストが行なわれていたものの、正式な稼働日は8月1日。各キャラクタの新技も全て公開されていない状況だけに、場合によっては相当なレベル差が生じることも予想されたが、著名な凄腕プレーヤーたちのエントリーもあり、トーナメントは各所で白熱した戦いが繰り広げられた。決勝戦に駒を進めたのは、Aブロックのプレーヤーネーム「闇よだれ氏(使用キャラクタ:ジャッキー)」と、Bブロックのプレーヤーネーム「へるる氏(使用キャラクタ:レイ・フェイ)」。要所でビートナックルを決めるジャッキーに対し、的確な空中コンボで相手のライフゲージを削ぎ取るレイ・フェイの戦いは、結果的には善戦するジャッキーを3本ストレートで下した「へるる氏」が勝者となった。

優勝した新キャラクタ「レイ・フェイ」使いの「へるる氏」には、表彰状や特製レアグッズなどがプレゼントされた

 ゲーム大会終了後は、SEGA-AM2の開発陣2名とゲストによるトークショーが開催された。開発時の苦労話や新キャラクタ「レイ・フェイ」の名は中国の雑貨にちなんでいるといった命名秘話など、実に興味深い話が披露された。ちなみに、トークショーの「開発陣2名+ゲスト1名」というスタイルは、これから行なわれるイベント会場でも同様だという。開発秘話やマル秘情報を是非とも聞きたい! という人は、オフィシャルホームページなどに掲載された日程をチェックして、イベント会場に足を運んでみよう。

トーナメント優勝者と当日のゲスト「ブンブン丸氏」のエキシビジョンマッチ。結果は3-2で「へるる氏」に軍配 開発陣やゲストとのトークショーでは、バーチャファンには聞き逃せない興味深い話が続出

□セガのホームページ
http://www.sega.co.jp/
□SEGA-AM2のホームページ
http://www.sega-rd2.com/
□「バーチャファイター4」オフィシャルWEBサイト
http://www.sega-rd2.com/vf4/
□ニュースリリース(イベント日程)
http://www.sega-rd2.com/vf4/news/01070602.html
□関連情報
【7月2日】セガ、AC「バーチャファイター4」トークショーとゲーム大会を8月1日より全国で開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010702/vf4.htm

(2001年8月1日)

[Reported by 北村孝和]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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