価格：6,800円

　エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社は、3Dアクションシューティングの流行のきっかけとなったとも言える「QUAKE III ARENA」をプレイステーション 2に移植し「QUAKE III REVOLUTION」として8月30日に発売する。価格は6,800円。

　「QUAKE III ARENA」は'99年にid softwareが制作した、1人称視点の3Dアクションシューティング。完全に3Dで構築された仮想空間で繰り広げられるシビアな戦いが、ゲーマーの支持を集めヒットを記録した。今回はPC版の移植だが、PS2のコントローラに合わせた操作方法やゲーム内容に変更、調整されているという。

　今回用意されているモードは、大きく分けて「CAMPAIGN MODE」と「ARENA MODE」の2つ。「CAMPAIGN MODE」はキャラクタを育てながらアリーナの頂点に君臨するマスターを倒すという、いわゆるストーリー的なモード。「ARENA MODE」はBOTや他のプレーヤーと自由に対戦するモードで、4画面分割による4人対戦に対応している。
　ARINA MODEでは単純に殺し合うだけのDEATHMATCHだけでなく、復活回数が制限されているELIMINATIONや、武器を一つしか使うことができないSINGLE WEAPON DEATHMATCH、旗取り合戦とも言えるCAPTURE THE FLAGなど数多くのモードが用意されている。さらにCAMPAIGN MODEで育てたキャラクタはARENA MODEで使用することも可能。

　PC版との差別化としてはPS2版にだけ登場するキャラクタが用意されているほか、初心者が慣れるためのチュートリアルモードも収録されている。また、コントローラは各プレーヤーが自由にカスタマイズすることが可能となっている。

PC版の繊細さと比べると解像度の点で若干クオリティが落ちるのは仕方ないが、家庭用テレビで見ることを考えると十分以上に美しい。4人まで同時プレイが可能で4人では4分割、2人では上下2分割となる

Quake III Revolution(tm) (c)2001 Id Software, Inc. All Rights Reserved. Distributed by Electronic Arts Inc. under license.

□エレクトロニック・アーツ・スクウェアのホームページ
(7月31日現在、このソフトに関する情報は掲載されていない)
http://www.japan.ea.com/

(2001年7月31日)

[Reported by 船津稔]