カメラで霊を倒すホラーアクションアドベンチャー
テクモPS2「Project 0(仮)」

2001年冬 発売予定

価格:未定


本編の主人公・雛咲 深紅(ひなさき・みく)。下のカメラを使って霊を捉えたり、封じ込める
 テクモ株式会社は、プレイステーション 2用ホラーアクションアドベンチャー「Project 0(仮)」を今冬に発売する予定。制作は「影牢」や「蒼魔灯」を担当したスタッフが担当しているという。

 このゲームの敵は「霊」。現代の古びた忌まわしき過去を持つ武家屋敷を舞台に、プレーヤーは主人公「雛咲 深紅(ひなさき・みく)」となり、自身にかけられた呪いを解くため、そして屋敷に隠された謎を解明するため、霊と戦うことになる。

 屋敷には多くの霊が存在しており、謎を解き明かそうとする深紅の行く手をはばむ。その出現方法、形状などは様々で、霊そのものを扱うこのゲームの特異性が示されるという。

 霊と戦う方法はただひとつ。不思議なものを写し出すカメラを使って、「霊をカメラに写す」ことで封印するのだ。実際にファインダを覗きこみ、シャッターを切る緊張感は、手に汗にぎる激しい戦いとなるだろう。
 また、カメラは霊を倒すためだけでなく、屋敷の謎を解く手がかりを得る道具になる。撮影した写真に浮かび上がる様々なビジョンがヒントとなっているようだ。

ストーリー
駆け出しのジャーナリストである深紅の兄、真冬(まふゆ)は、
とある山村で起こった変死事件について調べていた。
その村では、これまでに3人の人間が、四肢と首をねじ切られた形で
発見されていたのである。
深紅は、今回の取材で兄の身に不吉なことが起こるのを感じとり、無理に同行する。

村人の口は堅く、手に入ったのは、死んだ人々の写真だけだった。
深紅がその写真を見ると、彼らの手足、そして首に縄のようなものが浮かんでくる。
同時に写真を差し出した兄の手首に、痣(あざ)のようになった縄の跡が浮かんでいる……。

帰り道で深紅と真冬の乗った車は山道で迷ってしまう。
深紅は、長いドライブの疲れから、いつしか眠りに誘われる。

気がつくと、車は深い森の中で止まっており、兄は車から消えていた。
ただ、母の形見のカメラだけを残して……。

 あたりを見回すと巨大な屋敷がそびえている。
その門に消えていく真冬の姿が見えた。

深紅はカメラと懐中電灯を手にして兄を追って屋敷の中へ。
そこには……。


【スクリーンショット】
母の形見のカメラと、懐中電灯を持って荒廃した屋敷に入っていく深紅。そこに待ち受けているのは……。誰もいないはずなのに、強い視線を感じる……
荒廃した武家屋敷・氷室邸。この屋敷にまつわる忌まわしい過去を語る人はいない 密かなささやき声が聞こえそうな和人形の部屋 いくつもの着物が飾ってある御衣紋(ごいもん)の間。禍々しい気配で、着物がはためく
かつては有名だったホラー作家。編集者と助手を従えこの屋敷に取材目的でやって来たが、そのまま消息を絶った。彼が掴んだ“禁断の儀式”の秘密とは? 作家の担当編集者。この屋敷のウワサを聞いて作者に取材を持ちかけた人物。「縄が増えていく……」と言い残したきり姿を消してしまう 作家のアシスタント。少しだけ霊感があり、氷室邸に足を踏み入れるのをためらっていた。彼女が耳にした「助けて」というつぶやきの正体は?
深紅にかけられた呪いとは? それを解く方法は?

※ 画面はすべて開発中のものです。

(C) TECMO,LTD.2001

□テクモのホームページ
http://www.tecmo.co.jp/

(2001年7月27日)

[Reported by 佐伯憲司]

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