ソニックチーム制作のメインビジュアル

　ポスターなどに使用されるメインビジュアルは日本ゲーム大賞を受賞したソニックチームの手によるもの。キャラクタが身につけるゲーム機やゴーグルはすべてオンラインで接続されており、これまでの閉じたゲームの世界ではなく、オンラインゲームなどオープンな世界を表現しているという。テーマは「Let's Play Together～さあいっしょに遊ぼう～」で、これまでの一人で遊ぶゲームというイメージから、通信なども含めみんなでいっしょに遊ぼうというメッセージとなっている。

　東京ゲームショウ2001秋では春に続き初日の13時までがビジネスデーとなり、入場は報道関係者及び招待状持参の人に限られる。ただし、初日の閉場時間がこれまでの17時から18時へと1時間延長された。土日は10時に開場し、17時に閉場する。入場料はいままで通り前売りが1,000円、当日が1,200円で、12歳以下の子供は無料となる。

　7月16日現在の出店予定社数は47社で前回に比べ7社減少しているが、小間数では1,222小間と291小間増加している。これは単純に1社あたりの小間数が増加していることとなる。今回の大手メーカーの出展では、前回出展を見合わせていたセガが出展するほか、スクウェア、カプコン、タイトー、元気、フロム・ソフトウェア、コナミ、サミー、コーエー、ナムコ、バンダイなどが出展社リストに名を連ねている。Xboxの発売を目前に控えるマイクロソフトはもちろん出展するが、一方、ソニー・コンピュータエンタテインメント、任天堂は現状では出展社リストに名前が挙がっておらず、CESAによれば「現在調整中」だとしている。

　春の東京ゲームショウではビル・ゲイツ氏の基調講演が行なわれ、華々しくXboxのお披露目が行なわれたが、今回も基調講演は一応予定されている。CESAでは「現在、特別協賛となるNTTドコモに基調講演をお願いしたい」とコメント。

　このほか、前回設置された携帯型ゲームゾーンは今回は設置されるのかどうかなど、細かい内容は公開されていないが、今後、決定次第情報を公開していくとしている。

(2001年7月17日)

[Reported by 船津稔]