KDDI、オムロン、テクモが共同で 通信対戦向けネットワークサービスを開発
7月16日発表
KDDI、オムロン、テクモの3社は16日、ネットワークサービス「マルチマッチング」をISDN回線に対応させる研究を共同で行なうと発表した。
KDDI提供の「マルチマッチング」は、電話回線を利用して家庭用ゲーム機同士のネットワーク対戦を可能としたサービスで、9月13日発売予定の「CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001」で採用され、プレイステーション2とドリームキャストにおいて異なるプラットフォーム間での対戦を実現する。「マルチマッチング for ISDN」は、電話回線より高速なISDN回線に対応させることで、対戦時に問題とされたレスポンスやレイテンシなどの問題をさらに軽減させる。
オムロンは、7月18日に発売される同社製のPS2用ターミナルアダプタ「MT128PS2」に対応する、「マルチマッチング for ISDN」用ドライバソフトを開発。テクモは、「マルチマッチング for ISDN」サービス対応のゲームソフト開発を進める。そしてKDDIは、技術研究を行ない、両社に対して技術提供と試験運用の補助などを行なう予定。
対応ソフト、サービス開始予定日などに関しては、現時点では未定となっている。
□KDDIのホームページ
http://www.kddi.com/
□オムロンのホームページ
http://www.omron.co.jp/
□テクモのホームページ
http://www.tecmo.co.jp/
□マルチマッチング for ISDNについてのページ
http://www.kddi.com/release/2001/0716/index.html
(2001年7月16日)
[Reported by 田名網陽平]
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