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Necca秋葉原店グランドオープン |
PC向けネットワークゲームを多数取りそろえ、12分100円単位で手軽にネットワーク対戦が楽しめるPCベースのアミューズメント施設「Necca秋葉原店」が、6月30日、グランドオープンした。当日の秋葉原は、小雨がぱらつくあいにくの空模様だったが、会場には多数のプレスが訪れ、一般来場者も物珍しさが手伝ってか50の席をほぼ埋めるほど集まった。
席は扇状に広がり、メインモニタにゲーム画面を映すと、ちょっとしたゲーム教室のような印象になる |
店内にはコンパック製のPC50台(Pentium 4 1.5GHz×4台、Pentium III 866MHz×46台)が設置されている。モニタはすべてサムソン製で、19インチCRTが33台、15インチLCDが17台とかなり豪華だ。外へのアクセスにはT1(1.5Mpbs)の専用線とSDSL(1.6Mbps)を使用し、Necca渋谷店や韓国PC房のユーザーと対戦を行なうことも可能。PCゲームやアプリケーションを勝手に追加したりすることはできないが、ノートPCの持ち込みは可能となっており、IRCやICQを駆使しつつ、PCの利点を最大限活かしてネットワーク対戦を楽しむことができる。自宅では快適に遊べない重量級のゲームや、買うかどうか迷っているネットワークゲームのプレイに最適な環境といえそうだ。
入り口のところにプレイ可能なソフトが展示されている |
といった概要説明の記者発表会が終了した後、引き続いて一般来場者を交え、カプコンが6月29日に発売したばかりの「DIABLO II:LORD OF DESTRUCTION」の対戦イベントが開催された。対戦イベントは、Necca渋谷店および韓国PC房をCCDカメラで3次元中継しながら行なわれ、SDSLのメリットというのはゲームのパフォーマンスの面からは正直それほど実感できなかったが、CCDカメラによる3次元中継、音声によるチャットも交えつつという環境を考えれば、SDSLのメリットは十分あるといえる。
ゲームの方は、下準備していたのか、いきなりAct4のラスト、対ディアブロ戦から始まり、彼を瞬殺後そのままAct5へ、という流れに。DIABLOの場合、PKモードでもしない限り、対戦ではなくあくまで協力プレイなので、淡泊なゲーム展開に司会のお姉さんが何を語ればいいのか、ちょっと戸惑っている様子なのが印象的だった。ちなみに同店では、来月末よりマイクロソフトの「Age of Empires II」を使ったゲームイベントを開催予定とのことだ。
席の様子。左の小冊子に各ゲームの操作方法が書かれている | インターネットを使った国際電話も無料で利用可能 | フロア内を常時動き回っているメイドさんたち |
まずNecca渋谷店、次いで韓国PC房に繋ぎ、参加者に今回の抱負のほか、韓国でのプロプレーヤーの年収などを聞いていた。それにしてもいきなり殺されたディアブロが哀れでならない |
□Neccaのホームページ
http://www.necca.ne.jp/
□Necca 秋葉原店 グランドオープニングイベント情報のページ
http://www.necca.ne.jp/shop/akihabara/index.html
□「DIABLO II:LORD OF DESTRUCTION」のページ
http://www.capcom.co.jp/diablo2exp/index.html
□関連情報
【6月29日】PCゲームレビュー 「DIABLO II:LORD OF DESTRUCTION」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010629/lod.htm
【6月29日】「DIABLO II:LORD OF DESTRUCTION」Ver.1.08 Patch
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010629/demo0629.htm
(2001年7月2日)
[Reported by 中村聖司]
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