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★ PCゲームファーストインプレッション ★
コナミが4月1日よりテスト運営を開始している総合エンタテイメントコンテンツサイト「KONAMI Online」。現在、同サイトでは、正式サービス開始に向けて着々と準備が進められているほか、「実況パワフルプロ野球 オンライン対戦版」のβテストなどが行なわれている。本稿では、パワプロに続くPC向け有料コンテンツ第2弾となる「コナミネットミックス」のファーストインプレッションをお届けする。 ■ テーブルゲームを愉しみながらユーザー間のコミュニケーションが気軽に楽しめる「コナミネットミックス」
現時点では、店頭販売の予定はなく、月額500円程度の課金のみで「コナミネットミックス」のすべてのサービスが利用可能になる。ゲームプログラムの入手方法は、インターネット上からダウンロードするか、同サイトの運営管理をコナミと共同で行なっているインターネットイニシアチブ(IIJ)の店頭用サインアップCD-ROMを利用するかの2つ。7月中旬からダウンロードサービスと無償CD-ROMの配布が始まり、これに合わせて「コナミネットミックス」サーバーのテスト運営もスタートする。7月中旬から7月31日まではテスト期間中で、この期間は誰でも無償でプレイできるという。 ゲームモードは、KONAMI Onlineを介してのマルチプレイと、スタンドアロンで遊べるシングルプレイの2種類。ただし、シングルプレイも一度サーバーに接続して、正規ユーザーであることを確認する必要がある。
■ 明快なサーバーシステムで初心者でも安心
ロビーはゲームごとにわかれ、遊ぶゲームを選択してロビーに入ると、100のルームが用意されている。ここで「空き」のロビーに入るとプレーヤーがホストとなり、各ルールの設定や未知の人の侵入を防ぐための鍵を掛けたりすることができる。 「募」は対戦者募集中、「対」は対戦中、「鍵」は施錠されていることをそれぞれ示しており、世界中に点在するPCゲームサーバーの中ではダントツと言い切っていいほど、初心者にもわかりやすいシステムになっている。これなら小学生でも遊べそうだ。 現時点でプレイできたのは「ネット麻雀」「ネットこいこい(花札)」「ネット花合わせ(花札)」「大雪戦」の4つ。予定リストの中に挙がっている将棋とブラックジャックが遊べるのは、正式オープン後になるようだ。
■ ハチャメチャなおもしろさ! 「大雪戦」
という意味ではコナミネットミックスは、同作のPC向け大幅拡張版といってもいいかもしれない。DC版の対戦サービスはすでに終了しているが、それを抜きにしても手元のマウスで簡単に操作でき、目の前のキーボードで手軽にチャットが楽しめるPC版のメリットは非常に大きいといえる。そのかわり、このPC版にはビジュアルメモリを使った対戦モードやストーリー仕立てのシングルプレイモードは収録されていない。 「大雪戦」は、敵味方1枚の壁を隔て、魚雷を撃ち込むマスをひとつずつ指定して、互いに見えない敵艦隊の全滅を狙う“海戦ゲーム”の雪合戦版といった内容の対戦ゲームで、各キャラのセリフや固有の必殺技が出せるといった楽しみが付加されている。 対戦前に、海戦ゲームで各艦の配置位置を決めるように、人型をしたキャラクターの集合体“ボード”で構成された「デッキ」を組むことができるのだが、これが実に楽しく、頭を悩ませる。攻撃パターンも何種類か用意されているのだが、対戦を前提に開発されているため、意外と厳しい時間制限があり、もたもたしていると攻撃がキャンセルされてしまう。1ゲームあたり15~20分ぐらいで楽しめ、かなり忙しいゲーム展開のため、チャットを楽しむ余裕はあまりないかもしれないが、何度もプレイしたくなるすこぶる高い中毒性を備えている。先述したように、7月中旬よりテスト運営が開始されるので、ぜひ試してみるといいだろう。
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□コナミのホームページ http://www.konami.co.jp/ □KONAMI Onlineのホームページ http://www.konamionline.com/ □「コナミネットミックス」のホームページ http://www.konamionline.com/netmix/index.html?CNTCGID=3 (2001年6月14日)
[Reported by 中村聖司] I |
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