高校野球の熱い“ドラマ”が凝縮された
アートディンクPS2用ソフト「栄冠は君に 甲子園の覇者」

8月2日 発売 (予定)

価格:6,800円 (税抜)

 株式会社アートディンクは、高校野球をリアルにシミュレートしたプレイステーション 2用ソフト「栄冠は君に 甲子園の覇者」を8月2日 (予定) に6,800円で発売する。PS2専用の8MBメモリーカードに対応し、プレイ人数は1人から2人。

 「栄冠は君に」は高校野球をシミュレートしたシリーズ作品としてPCのころから数多くのファンを引きつけてきた。今回はPS2で発売された前作「栄冠は君に 甲子園への道」に続く作品となる。

 今回は試合シーンをよりドラマチックに再現するため、新しいエンジン「リアルベースボールエンジン」を採用。選手の能力だけでなく、打球のスピードや野手の位置などをリアルタイムに計算し、ドラマチックな試合展開を再現できたという。また、選手の精神状態を表わす「自信ポイント」が新たに設定され、選手が自信に繋がるプレーを行なうと選手の能力が最大限に発揮される一方、三振などのプレーをすればポイントが下がり、チームの士気にまで影響するという。

 ゲームは高校野球チームの監督となり10年間の任期の間に強豪野球チームに育て上げ、春夏の甲子園で連覇を成し遂げることが目的。
 プレーヤーは監督として、選手の育成を行ない、試合では直接選手を操作するのではなく、采配を揮っていくこととなる。試合では“サイン (ヒット&エンドラン、盗塁、ダブルスチール、投手の内角攻め、守備の後退など) ”、“選手交代”、“伝令 (士気を高めるため) ”といったコマンドをうまく使いながら試合を有利に進めていかなければならない。こういった細かい設定が苦手な人は監督の方針を伝えるだけで後は自動に試合が進んでいく「オート監督モード」が用意されている。
 さらに「リアルベースボールエンジン」では長時間の試合を短縮して表示する「タイムオートシフト機能」も搭載しているこれは、試合がチャンスやピンチになると自動的に完全モードに切り替わるもので、試合をずっと見ることが難しいときには、便利な機能と言えるだろう。

 今回公開されたスクリーンショットを見ると、暑い夏の雰囲気が良く表現されていて実際に甲子園のグランドにいるかのような感覚を受ける。さらにユニフォームを自作できるので、母校のユニフォームを再現すれば、よりいっそう思い入れも深まるだろう。高校野球ファンはプレイしてみてまず損はないのではないだろうか。

野球のプレイ画面 選手に面談を行ない選手の状況を確かめることも重要 金属バットの質感などもよく表現されている
夏の暑い感じが良く表現されていて、これまでのグラフィックとは段違いにアップしている

(c)2001 ARTDINK. All Rights Reserved.

□アートディンクのホームページ
http://www.artdink.co.jp/
□製品情報
http://www.artdink.co.jp/japanese/special/newsoft.html

(2001年6月8日)

[Reported by 船津稔]

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