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米Microsoft、Xboxのユーティリティ画面 |
米Microsoftは、Xboxのオフィシャルサイトにおいて、Xboxの起動後直後のスクリーンショットやユーティリティ画面「Xbox Dashboard」を公開した。今回公開された画面は、他のコンシューマゲーム機同様ゲームソフトをセットしないでXboxを起動したときのもの。
起動直後の画面はバックが黒で、左側に大きなグリーンの球体が描かれ、そこにはおなじみのグリーンの「X」の文字が浮かび上がっている。球体の左には“MEMORY”、“MUSIC”、“SETTINGS”の3つのメニューが用意されている。
“SETTINGS”には“CLOCK”、“LANGUAGE”、“AUDIO”、“VIDEO”などの文字が見て取れる。同リリースによれば「XboxはTVに接続して使うものだが、将来的にはよりハイグレードのものも対応していくことになる。そこで我々は、13型のモノクロテレビからドルビーサラウンドを搭載した70型のHDTVまで接続してチェックを行なっている」としており、出力機器によってことなる画面の調節や音質の調整が行なえるようになるものと思われる。
このほかでは音楽プレーヤーなどの画面も公開されている。このプレーヤーはCDのみならず各種音源などを再生できる機能があるようだ。見た目はごく普通で、操作系も再生、停止、早送り、巻き戻し、リピートなどのボタンが用意されている。
また、ハードディスク周りのユーティリティ画面のスクリーンショットが公開されている。詳しくはわからないが、リリースによると「ハードコアゲーマーはハードディスクに1,000ものゲームを保存することができる」としていることから、セーブデータはメモリーカードだけでなくハードディスクにも記録することができるようだ。
スクリーンショットを見た限りでは、東京ゲームショウなどでデモの合間にチラッと画面に映っていた開発機材のユーティリティ画面とかなり似通っている。ただ、今回公表されたものは米国で発売されるユーティリティ画面であるため、日本で発売されるものは言語周りを含め変更される可能性が大きい。
□Xboxのホームページ (英文)
http://www.xbox.com/
□ニュースリリース
http://www.xbox.com/News/0106/0401.htm
(2001年6月6日)
[Reported by 船津稔]
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