株式会社タイトーは、6月発売予定のJ-フォンJava搭載携帯電話向けに、ゲームコンテンツ「コーラルアイランド」、「ビートグルーバーズ」、「Game Selection（スペースインベーダー、パズルボブル、アルカノイド）」の配信サービスを開始すると発表した。利用料金は、「コーラルアイランド」が月額150円、「ビートグルーバーズ」と「Game Selection」が月額200円となっている。

　タイトーがJ-フォンJava搭載携帯電話向けに配信サービスの開始を予定しているゲームコンテンツは、同社がJ-フォン公式メニュー内に開設を予定している総合サイト「TAITO factory（仮称）」にて提供される。

■ コーラルアイランド

　珊瑚礁に生息する熱帯魚を、スキューバダイビング視点で観察して楽しむインタラクティブスクリーンセーバー。ダイビングスポットが複数存在し、場所ごとに異なる背景にさまざまな魚の姿が映し出される。海中の様子は実際の時間に合わせて差し込む光が変化する。
　お気に入りの魚をマーキングして餌付けすることが可能な「ウォッチャーモード（仮称）」やBGM機能を搭載。好きなメロディーをBGMに設定することも可能。「コーラルアイランド」起動中に着信があった場合は、魚たちが動作で教えてくれる。

■ ビートグルーバーズ

　ダウンロードした曲のリズムに合わせてキーを叩く、シンプルな操作のリズムアクションゲーム。
　曲に合わせて実演されるデモプレイの内容を記憶し、デモプレイの直後、プレーヤーがそれに続く形で演奏を行なう。ネットワーク経由で最新曲がダウンロードでき、歌詞が表示されるためカラオケとして利用することもできるという。

■ Game Selection

【スペースインベーダー】
　'87年にアーケードでリリースされ、大ヒットを記録したシューティングゲーム。弾を発射しながら徐々に接近する敵（インベーダー）を左右に避けつつ、敵を全滅させると1面クリア。
　演出として自機が破壊された際、バイブレーションが作動するとともにバックライトが点灯。タイトル画面、BGM、効果音が忠実に再現されているほか、オリジナル要素として難易度の選択が可能になっている。

【パズルボブル】
　発射台からバブル（泡）を飛ばし、同じ色のバブルを3つ以上くっつけて消すパズルゲーム。タイトル画面のほか、ゲーム中に登場するキャラクタ「バブルン」のアニメーションにもこだわっているという。

【アルカノイド】
　ボールを打ち返して、画面内に点在するウォール（壁）を壊していくゲーム。スーパーファミコン版の全99面を忠実に再現したとしており、最終面には謎のボスキャラ「DOH」も登場。携帯電話での利用を考慮して、いつでも好きな面からスタートできる機能を搭載している。

スペースインベーダー	パズルボブル	アルカノイド

□タイトーのホームページ
（5月25日現在、このサービスに関する情報は掲載されていない）
http://www.taito.co.jp/
□J-フォングループのホームページ
http://www.j-phone.com/

(2001年5月25日)

[Reported by 北村孝和]