コーエーの新社長に小松清志氏が内定 襟川社長は会長に 襟川会長はゲーム開発に専念
5月10日発表
株式会社コーエーは、代表取締役社長の退任を含む新人事を発表した。新しい社長には、専務取締役兼ソフトウェア事業部長の小松清志氏が内定し、襟川恵子社長は代表取締役会長に、現会長の襟川陽一氏は、ゼネラル・プロデューサー「シブサワ・コウ」として、現場に完全復帰し、次世代ゲーム開発に専念する。人事異動の施行日は6月26日を予定。
今回の人事異動の理由は「現経営体制を強化・拡大することにより、一層の経営の迅速化と効率化に邁進するため」としている。実質的には、同社の創業者でありシミュレーションゲーム界のカリスマ的存在として知られる襟川陽一氏を、ゲーム開発に専念させるためのものと見られる。今後同氏は、ゼネラル・プロデューサー兼取締役最高顧問として、ゲーム開発に専念していく。
新社長の小松氏は、'88年コーエー入社、'92年総務部長、E&E事業部ソフトウェア3部長、常務取締役E & E事業部長を経て2000年より現職。
小松氏は社長就任後もソフトウェア事業部長は兼務し、会長に退く襟川恵子氏を中心とした経営体制は今後も続いていくことが予想される。
□コーエーのホームページ
http://www.koei.co.jp/
(2001年5月11日)
[Reported by 中村聖司]
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